給食室より

2021年10月の記事一覧

ジャム

*10月29日の給食*

 

・コッペパン【りんごジャム】

・牛乳

・鶏肉のクリーム煮

・ツナサラダ

 

  旬のある果物をいつまでも楽しみたい、という思いから

誕生したジャム。果物を細かくして砂糖やはちみつを加えて

煮て、日持ちするように作られたジャムは、和食の漬け物に

似ていますね。ミキサーや電子レンジをうまく使うと、

ジャムは意外と簡単に作ることができますよ。

 先日の味付けのりを提供した際と同じように、子ども

たちは思い思いにジャムをパンに塗って、口に運びます。

パンを開いてジャムを塗り、大事そうに閉じて食べる、

かじったところに塗って食べる、表面に塗って食べる、

もちろんパンとジャムを別々に食べる様子もあります。

 食事を準備する人はもちろん、おいしく食べてもらい

たいな、楽しくたべてほしいな、という思いで食事を

用意しています。昨年度集計した食生活アンケートでも、

食事のマナーが気になるという回答が多かったですが、

どんな食べ方でも、食事に興味を持っておいしそうに

食べてくれたらうれしいものです。

そして、何を食べるか。私の仕事は、お家の人にも

児童生徒にも、からだによい食事はどのようなものか、

を伝える仕事です。この給食のコーナーでも発信して

いますが、困ったり悩んでいることがあればご相談に

応じますので、お気軽にお問い合わせください。

 益々日が短くなってきましたね。週明けは11月です。

寒さへの備え、始めていますか?

 

 

 

いかバージョン

*10月28日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・いかのかりん揚げ

・五目きんぴら

・じゃこ入りおひたし

・手作りパンプキンマフィン

 

 子どもたちに好評の「かりん揚げ」、今日は軟体動物の

「いか」でお届けしました。片栗粉をまぶして揚げますが、

硬くならず、魚や肉で作るのとはまた違う食感です。

このところ、いかは高騰し続けているのでなかなか食卓に

あがらないかもしれませんが、低脂質で高タンパク質な健康食品

です。刺身やサラダ、煮物などで食べましょう。

 久しぶりに手作り焼き菓子を提供しました。手作りの

よいところは、砂糖や脂質を調節できるところです。この

マフィンも、甘さ控えめでかぼちゃの風味が残る焼き上がりに

なりました。

どんな大学⁉

*10月27日(水)の給食*

 

・チャンポン麺(中華めん)

・牛乳

・しゃりしゃり大学

・秋のフルーツジュレ

 

  今日も果物がついていてうれしい!という声が届きました。

昨日のみかんと今日の柿は和歌山県産で、りんごは青森県産の

しなのスイートでした。果物が励みになる子もならない子も

いますが、給食では果物を摂取する決まりになっているし、

おいしさにも出会えます。昨日のように単品で提供したり、

今日のようにポンチのようにしたり、ゼリーにしたりして

提供していきたいと思います。

 「だいずのしゃりしゃり揚げ」の「しゃりしゃり」と、

「大学芋」の「大学」を合わせ、だいずとさつま芋を揚げて

大学芋風のたれに絡めたメニューが「しゃりしゃり大学」

です。さつま芋のおかげか、だいずもよく食べていました。

あごをよく動かすと、頭がすっきりする今日この頃。

ご家庭でも「しゃりしゃり大学」に挑戦してください!

みかんのおいしい季節に

*10月26日(火)の給食*

・ごはん

・牛乳

・生揚げと里芋のうま煮

・ほっけの一夜干し

・ごま和え

・みかん

 

 今日の給食の写真を見て改めて、冬が近づいてきているなと

感じました。主菜の魚も、冬に脂がのるほっけ、昨日は

汁物に入っていた里芋が主菜の一役を担い、果物にみかん。

冬眠してもおかしくない季節がやってきますが、なんとか

元気に過ごすために、毎日栄養のあるものを食べて、寒さが

招く風邪や体力消耗を回避しましょう!

上特のハッピーセット

*10月25日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・肉野菜炒め(みそ味)

・はたはたのから揚げ

・けんちん汁

 

 週明けは、和食で始まりました。

 今日は、葉物野菜は肉野菜炒めに、根菜は汁物にたくさん

入れました。このパターンは、本校の子どもたちの残食は

少なく、 給食指導もスムーズなようで、今日も残食は少なく、

下膳時刻も全体的に早かったです。

 子どもたちに食べてもらわないと意味のない給食。だからと

いって、から揚げやポテトやケーキをたくさん提供する訳には

いきません。でも、今日のようなパターンの献立は健康志向

なので、何度でも提供することができます。「よく食べました」

「しあわせでした」の声を受け、来月も味や食材を変えて

登場させます!

 そして、少しハードルの高い「はたはたのから揚げ」にも、

挑戦する様子が頼もしかったです。

香味野菜たっぷり

*10月22日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚とナッツの炒め物

・パオズ

・わかめスープ

 

 献立名だけでは分かりにくかったかもしれませんが、

今日の給食は中華料理でした。

 主菜の炒め物は、角切りの魚に粉をつけて揚げて、生姜や

にんにく、竹の子や乾しいたけを炒めた中に加えて作りました。

竹の子、乾しいたけ、カシューナッツ、ピーマン、揚げた魚、

さまざまな食感の食材が集まって、香味野菜としょうゆと

豆板醤がまとめる一品でした。魚の切り身をみると避けて

しまっても、このように他の食材の中に魚が入っていると、

魚ということを気にせずに食べることができる様子も見られ

ました。

 今日は本当に寒い一日でした。こんな日は、具だくさんの

汁物や煮物で温まってください。味付けは薄めに、を心がけて*

棒状に切ると

*10月21日(木)の給食*

 

・アーモンドトースト

・牛乳

・ポークビーンズ

・スティックベジタブル

 

 かみちぎる、食塊を作る、などの練習にもなる定番の副菜

「スティックベジタブル」。いつも大根と胡瓜と人参で

作りますが、今日はごぼうも入れてみました。写真でも

分からないくらい白いごぼうは、大根と見分けがつきません

でした。 口に入ると、他の3つの野菜に比べて、歯ごたえが

はっきりしていました。細く切ってもらったので、きっと

がんばって噛んでくれたことでしょう。味のアクセントにも

なりました。

 乾燥大豆から作って歯ごたえを残したこだわりのポーク

ビーンズ。グリンピースも苦手な児童生徒がいるので、

代わりにパセリを散らしています。今日は水分を少なめに、

トマトピューレを多めに作ったので、トマトのうま味が

具にしみ込んでいました。

 アーモンドプードルとマーガリンときび糖を混ぜて

パンに塗り、スライスアーモンドを散らして焼いたパン、

「いつもパンを食べない〇〇さんが、今日は食べました!」

の声がたくさん届きました。アーモンドの香ばしさが

よかったのかな?少し甘い香りがよかったのかな?

 

すったごまと炒ったごま

*10月20日(水)の給食*

・ごはん【味付けのり】

・牛乳

・魚のごま照り焼き

・とん汁

・和風サラダ

・りんご

 

 今日の主菜(メインのおかず)の魚は、すりごまと炒りごまを

使っています。ごまは種実(しゅじつ)類で、小粒ですがビタミンEや

ミネラルなど栄養素が詰まっていますが、皮に阻まれて吸収されにくい

という面もあります。そこで、今日は皮のない栄養素むき出しの

「すりごま」と、ぷちぷちと食感のよい「炒りごま」を使って、

魚のごま照り焼きを作りました。

ごまやナッツ、乾しのり、青のりなど少量でも栄養価の高いものを

上手に献立に入れると、サプリメントや薬いらずの生活を送ることが

できます。そしてさらに、ごまは「すりごま」や「むきごま」を

選ぶと、吸収効率が上がってよいことだらけですね! 

 今日は、一汁三菜の純和風給食でした。野菜も、とん汁に根菜、

和風サラダに葉物野菜とバランスよく、きのこ、芋類、肉、魚、

藻類、豆類(豆腐)、果物、ほぼ全ての食品の種類を網羅した

献立になりました。

残さず食べればはなまるです。でも、食べられなくても落胆せず、

また明日、がんばりましょう!

 

春雨サラダに輪切りきゅうり

*10月19日(火)の給食*

・ごはん

・牛乳

・麻婆豆腐

・春雨サラダ

・かき

 

 今日はピリ辛の中華料理でした。主菜の麻婆豆腐はヒリヒリ系の

辛みの豆板醤、副菜の春雨サラダにはツーンと系の辛みのからし粉が

入っていて、味のアクセントになりました。小学部の4年生までは、

どちらの辛みも控えめな味で提供しています。

 春雨のつるっとした麺が食べやすいからか、春雨サラダは人気の

サラダです。春雨にそろえて、きゅうりも千切りにすると見た目も

きれいだし、食べやすいですが、実はあえて輪切りにして提供して

います。それは、きゅうりを麺と同じように千切りにすると、かむ

回数が減ってしまうので、「輪切りきゅうり」に咀嚼回数減を回避

させる役割を担ってもらっているのです。

苦手な野菜も、麺と一緒ならつるつるっと食べられるのに、という

お子さんにはありがたくない「輪切りきゅうり」かもしれません。

でも、よく噛んで食べることも大切なので、春雨サラダにも「輪切り

きゅうり」にしています。

 硬いものや弾力のあるものを食べて咀嚼力をつけることもできます

が、大きめに切る、厚く切る、一つだけ切り方を変える、など

切り方を工夫しても咀嚼の練習になりますよ。

 

十三夜

*10月18日(月)の給食*

・栗おこわ

・牛乳

・鮭の野菜あんかけ

・いそ和え

・お豆のタルト

 

 今日は今年2回目のお月見「十三夜(じゅうさんや)」です。

十五夜を「芋名月」という地方があるように、十三夜を

「栗名月」「豆名月」という地方があると聞いて、今日は

栗と豆を使った献立にしました。

 栗おこわは、もち米:うるち米=1:3の割合なので、

食べやすい噛み応えで、よく噛んで食べていれば詰まる心配も

ありません。生栗は、一度煮てから混ぜました。

 豆は、白花豆のペーストを使った焼き菓子にしました。

甘さやしっとり感もありますが、中身は豆がメインのデザート、

からだもきっとほっとしています。

 空気が乾燥し始めています。あたたかくしてムーンライトを

浴びてください。

パン粉に味を付けて

*10月15日(金)の給食*

・ツイストパン

・牛乳

・白身魚の香草パン粉焼き

・ミネストローネ

・アーモンドサラダ

 

 今日は、市販の香草が混ざったパン粉ではなく、ただのパン粉に

給食室でオレガノ、バジル、タイム、パルメザンチーズ、

塩こしょうなどを給食室で合わせて、魚につけてオーブンで焼き

ました。魚を煮たり焼いたりするときは、魚に塩こしょうを

ふったり、砂糖やしょうゆで煮たり、直接味を付けることが多いと

思います。今日のパン粉焼きは、魚には味を付けず、パン粉に

味付けてつくったので、身が縮まずにふっくらと仕上がります。

ぜひ、ご家庭でも試してみてください。

 トマト味で具だくさんのミネストローネは、今日のような強い

日差しの日にもぴったり。トマトの酸がガツンと胃袋に効いて、

からだの中から疲れがとれていくようです。

 よい週末をお過ごしください!

 

 

しゃりしゃり

*10月14日(木)の給食*

・親子丼(麦ごはん)

・牛乳

・だいずと小魚の

  しゃりしゃり揚げ

・からし和え

 

 丼物は、とろみがついた上盛りがごはんにかかっているので、

早く食べられますね。かむ回数が少なそうな主食の時は、

よく噛む献立を組み合わせるようにしています。今日は、

しゃりしゃり揚げがそのお役目に抜擢されています。

 先日、砂糖を三温糖からきび糖に変更した旨をお伝えしました。

今日は、きび糖になって初めてのしゃりしゃり揚げでしたが、

かみしめればかみしめるほど、これまでのしゃりしゃり揚げより

大豆の味が口の中に広がりました。きっと、ミネラルの多い

きび糖が、大豆の味を引き立たせてくれているのでしょう。

 上白糖に比べると価格は高いですが、同じ量(カロリー)を

とるなら、より良いものをからだに入れたいですね。

食べた物で、私たちのからだは作られています。日々、どんな

食べ物でみなさんのからだは更新されていますか?

 

スパイスいろいろ

*10月13日(水)の給食*

・米粉入りナン

・牛乳

・キーマカレー

・ツナポテサラダ

・ぶどう

 

 カレーを作るときはほとんど、「カレー粉」として

調合されているカレー粉や小麦粉を、油とバターで炒めて

ルゥを作ります。でも、今日のキーマカレーは、「カレー粉」を

減らして、クミン、ガラムマサラ、ターメリック、チリパウダー

等を使って、風味も本格的に作りました。スパイスが入っていた

空き缶を食堂前に並べて、香り比べができるようにすると、

何人もの児童生徒が手に取って、においを楽しんでいました。

空き缶でもマスクの上からでも、十分に味わえるスパイスの

威力に、驚かされました!

つぶしたかぼちゃを加えるとよい具合に仕上がったので、

米粉でとろみはつけませんでした。水分は野菜から出てきた

もの、食物繊維がたっぷりの大豆とひよこ豆がたっぷり入った

濃厚キーマカレー、ナンと共に味わえたようです。

 今日のぶどうも、山梨県でとれた巨峰でした。

 

くるみみそ

*10月12日(火)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚のくるみみそかけ

・かきたま汁

・かみかみ和え

 

 主菜(メインのおかず)の魚にかかって真っ黒のたれを見て、

驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。子どもたちも、

受け入れがたい気持ちになったかもしれません。これは、赤みそ、

砂糖、しょうゆ、くるみで作った香ばしいコクのあるたれです。

一口食べれば、淡白な味の魚(モーカザメ)とよく合うことを

わかってもらえたようで、次回は自分から進んで食べる様子も

見られました。

自分が今までに経験していないことに挑戦するのは、誰しも

勇気がいります。食事を通して、そんなチャレンジ精神を育め

るとよいと思い、いろいろな料理を提供しています。先生方も

調理員さんも、理解してくれています。食事のことは後回しに

されがちですが、「食べなければ生きていけない」ので、

「何を食べさせてからだを作っていくか」をご家庭で話すことも

大切です。からだに良い野菜や魚や豆は、料理に手間がかかったり

食べるのに時間がかかったりしますが、作る人も食べる人も、

根気よく続けてほしいと思います。一緒にがんばりましょう!

 

日本なし

*10月11日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・ジャージャン豆腐

・海藻サラダ

・なし

 

 今週は中華料理でスタートです。

主菜の豆腐料理は、中華みその「甜面醤(テンメンジャン)」や

オイスターソースで味を付けた、野菜たっぷりの一品です。豆板醤

(トウバンジャン)も少量入り、とろっとしたピリ辛みそ味は、

ごはんがすすみます。今日は、玉ねぎ、人参、竹の子、キャベツ、

チンゲン菜などの野菜を、一人100g以上使っています。

 梨は、「にっこり」という種類でした。この頃は品種改良などに

より、新しい果物がありますね。名前の由来を調べるのもたのしい

ですよ。

 

秋刀魚

*10月8日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さんまの塩焼き

  おろしソースかけ

・なめこ汁

・五色和え

              ・手作りブルーベリーゼリー

 

 今日は、大きな秋刀魚とデザートがついた、豪華な給食

でした。

 漁獲量が減っているとはいえ、秋刀魚は日本の秋の風物詩

なので、旬のうちに食べておきたいですね。シンプルな

塩焼きは、魚のうま味成分を増やしたり、身に弾力がついたり

します。子どもたちの舌は、シンプルなおいしさに反応します。

骨や皮と格闘しながらも、一生懸命食べる姿が心に残りました。

 コロナの流行もあり、家庭で画面を見て過ごす機会も

増えていることと思います。10月10日の「目の愛護デー」に

ちなんで、目に良い成分を含むブルーベリーを使ってゼリーの

ソースを作りました。しかし、からだに良いものを食べたと

いうことを過信してはいけません。天気のよい日は、外で

からだを積極的に動かしましょうね!

 

ジャンバラヤ

*10月7日(木)の給食*

・ジャンバラヤ

・牛乳

・きのことポテトの卵焼き

・野菜スープ

・ヨーグルト(ぶどう)

 

 ジャンバラヤはアメリカの混ぜご飯で、スペイン料理のパエリアが

ルーツです。本場のジャンバラヤは生の米を炒めて作りますが、

給食なので、混ぜご飯をる要領で作りました。ケイジャンという

スパイスやにんにく・セロリー・玉ねぎなどの香味野菜が食欲を

そそったようです。

 野菜の値が張る今日この頃ですが、きのこの価格は安定しています。

きのこは、食物繊維がたくさんあり、和洋中、どの料理にも使われる

食材です。毎食、メニューのどこかに入れるとよいです。

今日の卵焼きに入れたきのこは三種類、食べやすいように刻んで

もらいました。

 野菜スープは、定番野菜の玉ねぎ、人参、キャベツで作りました。

ほたて貝柱を入れる予定でしたが、豚こま切れ肉に変更しました。

汁、揚げ、和え

*10月6日(水)の給食*

 

・肉うどん(地粉うどん)

・牛乳

・手作りかき揚げ

・ごま酢和え

 

  今日は、いろいろな調理方法の野菜を提供することが

できました。うどん汁の中に入った煮た野菜、かき揚げの

中の揚げた野菜、和え物の中のゆでて冷ました野菜の3種類

です。どの調理方法の野菜でも食べることができるのが

一番よいですが、汁物に入った野菜が得意な様子、揚げた

野菜が得意な様子がありました。汁物と一緒は塩分摂取増、

揚げた野菜は油分摂取増が心配ですが、野菜を食べる

きっかけになると思います。ご家庭では、得意な野菜料理を

出し続けてほしいです。給食では、不得意な野菜料理でも、

子どもたちは周りにつられたり先生に指導されたり、1口

だけでもがんばっているはずです。

 肉うどんの肉は、赤身の多い豚肉です。健康志向が強まる

今日この頃、「脂身少」や「皮なし」の肉を置いている店も

ありますね。過体重が気になる場合は、積極的に脂身の

少ない肉を使うようにするとよいですよ。

 

後期開始!

*10月5日(火)の給食*

・ごはん

・牛乳

・じゃがいものそぼろ煮

・納豆

・れんこんサラダ

 

 今日は、後期最初の給食でした。ほっとした気持ちで

食べることと向き合えるように、と思い、和食メニューに

しました。

 じゃがいものそぼろ煮のそぼろの中には、みじん切りに

した玉ねぎ、人参、竹の子、乾しいたけがたくさん入って

います。かつおだしと砂糖としょうゆで味を付けた食べ物は

受け入れやすいようで、野菜が苦手でもきのこが苦手でも、

学年が上がるにつれて食べられるようになる児童生徒が

います。刻むのは手間ですが、とろみもついて食べやすい

のもあり、味や食感に慣れるにはよいメニューです。

 とろとろとしたそぼろ煮のお相手は、しゃきしゃき食感の

蓮根を主体にしたサラダです。マヨネーズ代替品(卵不使用)

とみそでまとめています。

 埼玉県産大豆で作った納豆は、埼玉県の誕生150年を祝った

パッケージになりました。大粒納豆に慣れない児童生徒も、

卒業までにはぺろりと食べられるようになるんです!