給食室より

2021年9月の記事一覧

届け!

*9月28日(火)の給食*

 

・ジャジャ麺風(中華めん)

・牛乳

・豆と芋のかりんとう

・ピリ辛和え

 

 高等部からのリクエストが多いラーメン。今日は、つけ汁

というより麺に絡めながら食べる、ジャジャ麺にしました。

ピリ辛で甘みそ味のつゆに、細かく刻んだ玉ねぎや人参、

乾しいたけや竹の子がたくさん入っています。

 麺と組み合わされるのは、たいていあごをよく使う

かみかみメニュー。食事の機会を大切に、しっかり

咀嚼(そしゃく)の訓練をしましょう。今日の「豆と芋の

かりんとう」は、くしゅくしゅとした食感の大豆と、

ほくっと食べられるさつま芋が楽しめます。さつま芋は

皮のまま素揚げ、大豆は乾燥大豆を戻して片栗粉を

まぶしたものを揚げて作ります。

 今日は、前期最後の給食でした。卒業してからも、

麺や丼の給食と一緒にかみかみメニューが出てきたな、と

記憶に残るくらい、かんで食べることを大切にしたいと

考えています。

皮ごと

*9月27日(月)の給食*

・秋の香りごはん

・牛乳

・秋鮭の西京みそ焼き

・呉汁

・はりはり漬け

・フレッシュプルーン

 

 今日の混ぜご飯は、しょうゆ味のごはんに甘いさつま芋、

という甘いとしょっぱいが交互にきて、箸が止まらなくなる

王道の組み合わせでした。

さつまいもは、皮をよく洗い、サイコロ状に切って蒸しました。

皮をつけたままにするのは、理由があります。

1つ目は、皮にも食物繊維やミネラルが豊富にあり、食べずに

捨ててしまうには惜しい部分だからです。2つ目は、濃い色が

あると、料理が映えるので皮を残しました。

 牛乳の左隣にあるのが、巨大ぶどうではなく、プルーン

(西洋すもも)です。こちらも皮をきれいに洗い、そのまま

食べます。さつまいもと同じく、プルーンの皮にも栄養が

あり、甘い果肉と皮の間の酸味が、一層プルーンをおいしく

感じさせてくれます。プルーンは、前歯でかじる練習にも

なりました。

 朝晩の空気はすっかり秋です。一日の温度変化にご注意

ください*

ポタージュ

*9月24日(金)の給食*

・食パン

・牛乳

・魚のレモン風味

・秋色ポタージュ

・ひじきのマリネ

 

  スープは澄んだ汁物で、ポタージュは濁った汁物、と

表すとわかりやすいでしょうか。今日はかぼちゃペースト、

白花豆のペースト、トマトピューレなどでとろみをつけた

ポタージュを提供しました。野菜の姿が見えないので

気にせずに食べられる子、独特のとろみが気になって

スープより進まない子、いろいろな反応が見られました。

ポタージュというともたっとしたイメージがありますが、

油を控えめにしたり、食物繊維の多い豆や野菜ペーストを

たくさん使ったりすると、からだによい濃縮汁物に

なりますよ。

 残暑が厳しいと、さっぱりしたものが欲しくなるだろう

と思っていたら、主菜はクエン酸、副菜は酢酸、二つとも

酸のきいたおかずになりました。今日も日差しの強い

一日でした。疲れをためずに週末を迎えられることを

祈っています。

*9月22日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・炒り豆腐

・かりかりいわし

・ごま酢和え

 

 写真中央の揚げ物、エビフライに見えますが、鰯(いわし)

です。加工したじゃがいもなどを衣に使った香ばしい一品です。

鰯はもともと骨がやわらかい魚ですが、これは特に小さな

鰯なので、丸ごと食べられます。

 これを「魚」と認識した子どもたちは、そのまま食べる

場合もありますが、衣を分けたり中の骨を確認したりします。

骨を警戒する子どもたちは、念入りに取り除く作業に移ります。

ところが、骨があまりにやわらかいので、取り除くのに苦労

します。そして気付くのです、これは食べても痛くない骨だ!

ということに。

 子どもたちは日々成長しています。いろいろな食の経験から

自信をつけて、「できる」を増やしてほしいです。

十五夜

*9月21日(火)の給食*

・子ぎつね寿司

・牛乳

・手作り根菜バーグ

・おかか和え

・うさぎまんじゅう

 

  今日は、旧暦の8月15日です。この日は、月がきれいに見える

ことが多いので、五穀豊穣を願ってお供えした風習が「十五夜」

です。今年はたまたま満月です。昨夜のように美しい月が

見られるとよいですね。

 手作りハンバーグは、ごぼうが香り、蓮根のこりこりが楽しめる

一品でした。写真はまんまるお月様バージョンですが、一クラスに

1つはうさぎ型のハンバーグも入りました。相談しながら配膳する

姿がほほえましかったです。

 子ぎつね寿司は、鶏ひき肉と油揚げで作ったちらし寿司です。

酢の味が苦手な児童も、お肉が入ると食べやすいようでした。

お肉が具になったちらし寿司、あまり売っていませんね。酢飯と

醤油と砂糖で味を付けた鶏ひき肉と油揚げを混ぜるだけです、

作ってみましょう!