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2020年11月の記事一覧

今日は無国籍給食!

*11月27日(金)の給食*

 ・フレンチトースト

 ・牛乳

 ・だいずのインド風煮込み

 ・アーモンドサラダ

 

 今日のサラダは、ドレッシングに使った玉ねぎは北海道産ですが、

ブロッコリーもキャベツもきゅうりも、埼玉県で育ったものです。

収穫の秋、埼玉県の農産物も元気いっぱい育っています。近くで育った

安心作物を食べるとよいですね。

 給食のパンは、市販のパンより小麦粉の割合が多く素朴な味わいです。

今日は、口の中で食塊を作りやすいように、溶き卵と牛乳とはちみつなどを

混ぜた液をパンに染み込ませてしっとりと焼き上げ、ほんのり甘い

フレンチトーストを提供しました。

 主菜(主なおかず)の煮込みは、カレーと同じような食材にだいずが

入っています。カレー粉やウスターソースやケチャップなどの調味料で

スパイシーな味付けです。

「フレンチ」と「インド」、意外にマッチしたのは給食マジックかしら!?

ご当地メニュー

*11月26日(木)の給食*

 ・豆腐ラーメン(中華めん)

 ・牛乳

 ・大学芋

 ・はりはり漬け

 

  南北に細長い形の日本は、その土地によって気候もさまざまです。

その土地に古くから伝わり、由縁のある料理が「郷土料理」と呼ばれる

伝統料理です。この頃、観光産業のもくろみかもしれませんが、歴史は

浅いけれどその土地の食べ方や味付けの食べ物を前面に出すことが

増えましたね。今月、給食でとり上げた行田の「ゼリーフライ」や、

秩父の「みそポテト」(来週の月曜日)も埼玉県のご当地メニューの

1つです。今日の「豆腐ラーメン」も、そんなグルメの1つです。

 豆腐ラーメンは、見てのとおり具だくさんで、しょうゆ味です。

片栗粉でとろみをつけているので冷めにくく、寒い日にもぴったりです。

給食の麺のつけ汁は、外食や市販のものと比べると薄味で、具だくさん

です。ご家庭で麺類を作る時も、野菜をたっぷり入れて塩分を

控えめにしてください。

 

さといもを食べよう

*11月25日(水)の給食*

 ・ごはん

 ・牛乳

 ・里芋煮

 ・小いわしのから揚げ

 ・ごま酢和え

                  ・りんご

 

  「いも」と言えばじゃがいもですが、埼玉県が得意な芋は、さといもです。

今日は里芋と豚肉の煮物を主菜(メインのおかず)にしました。

今が旬のさといもは、調理がたいへんですが煮物向けの食材です。週末の

時間があるときに作ったり、泥を落としたり皮をむく時間がない時は、

むいてあるさといもや冷凍さといもを使って作りましょう。鶏肉やいかと

煮ても、おいしくいただけますね。

 青森から届いたりんごは、密入りのフジでした。

 

魚かな?肉かな?

*11月24日(火)の給食*

 ・ごはん

 ・牛乳

 ・魚とナッツのかりん揚げ

 ・根菜ごま汁

 ・おかか和え

 

 まぐろやめかじきなどの魚の角切りに、片栗粉をまぶし、しょうゆや

砂糖で作った甘辛たれを絡めたものが、今日の主菜のかりん揚げです。

一見、肉か魚か分からないのと、照り焼きのようなたれのおかげで、

魚が苦手な人でも食べやすいおかずです。今回は、歯ごたえのアクセントに

炒ったアーモンドを加えました。

 根菜ごま汁は、いつものみそ汁にごまとごま油を加えた感じです。

とん汁のように人参やごぼうなどの野菜とじゃがいもが入っている汁物で、

 豚肉は入っていませんが、ごまの力でコクが出ておいしくいただけます。

ごろごろポークカレー

*11月20日(金)の給食*

 ・ポークカレー(麦ごはん)

 ・牛乳

 ・ほうれん草とツナのサラダ

 ・アロエ入りフルーツヨーグルト

 

 今日は豚ももの角切り肉を使ってカレーを作りました。大きな豚肉に

合わせて、じゃが芋と人参も大きく切って、具がごろごろと入った

カレールゥになりました。マイルドな米粉のルゥもよいですが、小麦粉を

炒めて作ったルゥはスパイスの香りが引き立ったように感じました。

 副菜のサラダは、ほうれん草とキャベツとコーンとツナを、しょうゆ味の

ドレッシングで和えて作りました。ほうれん草だけのおひたしは、えぐ味も

あるので苦手だと感じる子どもが少なくありません。でも、このように

キャベツやコーンを加えることにより甘味が増し、口の中でかたまりを

作りやすくなるので飲みこみやすくなります。いろいろな野菜を組み合わせて

サラダや和え物を作りましょう!

 プレーンヨーグルトとシロップ漬けのアロエと国産果物を和えた

デザートは、さわやかなあと味でした。

はたはた

*11月19日(木)の給食*

 ・ごはん

 ・牛乳

 ・生揚げのすき煮

 ・はたはたのから揚げ

 ・くるみ和え

 

 「はたはた」という魚をご存知でしょうか?晩秋から冬が旬で、

北の方で獲れることもあり、秋田県の郷土料理にも使われる魚です。

ぷりっとした身が食べやすく、今日ははたはたの小魚をから揚げにして、

骨ごといただきました。はたはたの身は骨離れしやすいので、中骨を

きれいに取り除いて食べる児童生徒もいましたが、よくかんで、

骨ごと食べることを前提に献立を考えました。ご家庭ではこのように

骨ごと魚を食べる機会が少ないかもしれませんので、給食を通して

食の経験を増やしていけたらよいと考えます。

 

 ※明日(20日)の献立変更について

  明日のポークカレーのルゥは米粉でとろみをつける予定でしたが、

  都合により小麦粉で作ります。

 

野菜は肉の2倍越え重量!

*11月18日(水)の給食*

 ・ごはん

 ・牛乳

 ・ビーフン入り肉野菜炒め

 ・根菜ごまキムチ汁

 ・手作りブランマンジェ

 

 今日は、野菜がたっぷりとれる給食でした。

主菜(主なおかず)の肉野菜炒めは、玉ねぎや人参やキャベツなどを

合わせると鶏肉の2倍以上の入っています。副菜(足りない栄養を補うおかず)の

汁物は、大根や里芋やこんにゃくやごぼうなど、献立名のとおり根菜がたっぷり

入っています。

これら2品のおかずで、残さず食べることができたら、給食の基準の野菜量を

満たすことはできますが、ご家庭では十分な野菜量をとれているでしょうか?

 ここ数日、温かい日が続いていますが、空気は乾燥しているし、気温も

もっと下がります。からだの調子を整えるはたらきのあるビタミン類や

食物繊維をとるには、野菜やきのこを食べる必要があります。皮をむいたり

切ったりする時間がなければ、カット野菜を使うのも手段の一つです。

野菜は、食べ過ぎてもからだに害はありません。積極的に食べるように

しましょう!

 手作りブランマンジェにかかっているのは、埼玉県美里町でとれた

ブルーベリーの甘いソースです。今月は埼玉県の農産物を多く取り入れた

献立を提供しています。

変化をつけて

*11月17日(火)の給食*

 ・コッペパン

 ・牛乳

 ・鮭のもみじ焼き

 ・秋色ポタージュ

 ・フレンチサラダ

 

 今日は、パン献立です。以前はパン(小麦粉)が主食になる日が週に

2回ほどありましたが、現在は週に1.5回になっています。給食のパンは、

市販のパンに比べると脂質(あぶら)や砂糖が少なく、香料も使用して

いないので、小麦粉の香りをしっかり味わえます。

 そんな素朴なパンに、今日は濃厚なポタージュを組み合わせました。

この深い山吹色の正体は、主にかぼちゃと白花豆のペーストと

トマトピューレです。中にはごろっとしたさつまいもが入っています。

 鮮やかなオレンジ色のもみじ焼きは、魚に塩こしょうと酒をふり、

マヨネーズとすりおろし人参を混ぜ、魚にのせて焼きました。人参の

つぶつぶがたらこのようで、豪華な主菜(メインのおかず)になりました。

 フレンチサラダには、季節の果物りんごをアクセントに入れました。

果物入りのサラダは、はっきりと好みが分かれるようです。

 

まさご揚げとは

*11月16日(月)の給食*

 ・ごはん

 ・牛乳

 ・豆腐のまさご揚げ

 ・五目きんぴら

 ・みそ汁(じゃがいもなど)

 

 まさご揚げの「まさご」は、真砂と書きます。細かい砂のことを表し、

数が多いことを意味します。

 昨日、本校は開校記念日でした。たくさんの卒業生も巣立ち、社会で

活躍しています。これからも浜の真砂のように、いろいろな個性が

しあわせに過ごせるようにと願いを込め、豆腐のまさご揚げをメニューに

しました。

どんな食べ物かというと、木綿豆腐に、むきえび、鶏挽肉、じゃこ、

ねぎなどを細かくし、しょうゆや酒などで味を付け、卵と片栗粉を

つなぎに使ってまとめ、油で揚げました。豆腐のやわらかな弾力が、

もぐもぐ(咀嚼)の練習になったようです。

チップス

*11月13日(金)の給食*

 ・肉うどん(地粉うどん)

 ・牛乳

 ・彩りチップス

 ・なし入り米粉蒸しパン

 

  今日は久しぶりに、麺が主食でした。

肉うどんの肉は豚肉です。豚肉は、疲労回復ビタミンと言われる

ビタミンB群が多いので、今週の疲れを払拭してくれたことでしょう!

 反応が多かったのはチップスです。今回は、さつまいも、かぼちゃ、

ごぼう、れんこんで作りました。ごぼう以外はスライサーを使って

薄切りにして、食材毎に少しずつ揚げて、崩さないようにそうっと

混ぜました。ポテトチップスの野菜バージョンのような感じで、

楽しく食べられたようです。おうちの人にも作ってもらいたいという

声も聞こえてきました。家庭の揚げ物鍋で作ると、カラッと仕上げる

ことは難しいかもしれませんが、時間のある週末は一緒に料理を

するのもよいですね。