給食室より

本日の献立

じゃがいものビタミンC

・枝豆とエビのピラフ

・牛乳

・じゃがべースープ

・5色和え

 

 

じゃがいもにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは熱に弱いですが、じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんで守られてるため加熱しても壊れず摂取することができます。今日はお便りに、でんぷんクイズを出しました。「クラスみんなでクイズに取り組んだよ」「またクイズ出してね」といった感想を聞くことができました。 新しい発見があると食事をするのがより楽しくなりますね。

具沢山ポークビーンズ

・はちみつレモントースト

・牛乳

・ポークビーンズ

・からし和え

 

 

ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。アメリカでは白いんげん豆と豚肉を使って作るそうです。今日は大豆を使用しました。使う食材によって食感や食べ応えが変わるため、大豆をひよこ豆にしてみたり豚肉をベーコンにしてみたり色々な組み合わせが楽しめますね。

 

グリンピース

・グリンピースごはん

・牛乳

・肉じゃが

・和風みそサラダ

・りんごヨーグルト

 

色鮮やかな緑色のグリンピースは、春を感じることができる食材ですね。塩・みりん・酒・昆布を入れグリンピースの美味しさが引き立つ味付けにしました。

グリンピースが苦手でも頑張って食べていたり、豆ごはん全部食べた~と嬉しそうに伝えてくれたり、子どもたちのいろいろな様子を見受けることができました。

 

 

青魚について

・ごはん

・牛乳

・サバの塩麹焼き

・けんちん汁

・ごまあえ

 

青魚のサバには、血液をサラサラにしたり脳を活性化させたりするEPAやDHAが含まれています。これらは多価不飽和脂肪酸といい体では合成できない脂肪酸です。そのため魚を食べて体に取り入れる必要があります。サバ以外のアジやイワシなどの青魚にも豊富に多価不飽和脂肪酸が含まれているため積極的に魚を食べるようにしましょう。

揚げ豆腐

・ごはん

・牛乳

・揚げ豆腐のおろしソース

・じゃがいものみそ汁

・れんこんのきんぴら

 

揚げ豆腐が主菜の献立でした。水を切り表面の水分をふいてから片栗粉をまぶすことでしっかり衣がつき食感よく仕上がります。今日は大根おろしのソースをかけました。大根には消化吸収を助け、胃もたれなどを防いでくれる酵素が含まれいます。揚げ物や油を多く使用した料理などに、大根を使ったサラダなどの副菜を組み合わせると良いですね。

麺でも噛むことを意識しよう

・みそラーメン

・牛乳

・茎わかめのチョナムル

・豆と芋のかりんとう

 

 

麺類は、ごはんやパンなどに比べて食べやすいため噛む回数が少なくなってしまうことがあります。麺の時でも噛むことを意識できるようにラーメンの汁を具沢山にしました。また、食感がアクセントとなる茎わかめを使用したチョナムルを、揚げた豆と芋の食感が楽しめるかりんとうを副菜にしました。汁や副菜にポイントとなる食材や調理法を取り入れることで、噛むことを意識できるようになっていきますね。

デザートにめだまやき?

・ミートソーススパゲティ

・牛乳

・枝豆とひじきのサラダ

・おかしなめだまやき

 

 

今日のデザートは、おかしなめだまやきでした。牛乳で作ったゼリーの真ん中にモモをのせると、目玉焼きのような見た目に。「目玉焼きだと思って食べたら、甘くてびっくりした」と驚いている様子が見受けられました。食事を味覚だけでなく視覚や嗅覚などの五感をたくさん使って味わうと、より素敵な時間になりますね。

ソイ丼

・ソイ丼

・牛乳

・五目たまごスープ

・だいこんサラダ

 

 

暑い日が続くと食欲が落ちてしまいますが、暑さに負けないようにするためには、食べることが大切です。今日のソイ丼は大豆・豚ひき肉・ベーコンなどを使用し、カレー風味の味付けが食欲をそそりごはんが進む一品になりました。風味などを生かすことで食欲増進につながりますね。暑さに負けないように食事と水分補給を大切にしましょう。

冷凍みかん

・ごはん

・牛乳

・生揚げの中華煮

・小松菜とわかめのサラダ

・冷凍みかん

 

今日のような暑い日にぴったりな冷凍みかんを今年度初めて提供しました。人気のある冷凍みかんの残菜は2個だけでした。冬の果物のみかんを冬場以外にも食べられるようにと冷凍みかんが誕生したそうです。みかんに水をつけて急速冷凍をし、みかんの周りに氷の幕をつくる。この作業を繰り返して冷凍みかんは作られています。食べ物の誕生秘話を知るとさまざまな発見がありますね。

今日のサラダ

・ごはん

・牛乳

・かつおのごまみそかけ

・きゃべつのみそ汁

・まごは(わ)やさしいサラダ

 

まごは(わ)やさしいは、和食でよく使われる食材を覚えやすく語呂合わせした言葉です。「豆・ごま等の種実類・わかめなどの海藻・やさい・さかな・しいたけなどのきのこ類・いも」今日はこれらの食材を使用したサラダでした。それぞれの食材の食感やおいしさが引き立つ一品となりました。「まごは(わ)やさしい」の食材を取り入れることを意識して食事をすることを心がけてみましょう。

食物繊維たっぷりなごほう

・和風ビビンバ

・牛乳

・きのこのスープ

・ごぼうサラダ

 

 

今日は「ごぼう」についてのお話です。ごぼうは食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は水溶性と不溶性の2つあることを知っていますか。水溶性食物繊維は、血糖値の上昇を穏やかにしたり、腸内環境を整えてくれたりする働きがあります。不溶性食物繊維は、腸の運動を促し便秘などを予防してくれます。ごぼうには、100g当り5.7gの食物繊維が含まれており、水溶性2.3g不溶性3.4gとどちらの食物繊維もバランスよく含まれています。きんぴらごぼうや、混ぜご飯などたくさんのアレンジができるごぼうを活用し食物繊維が不足しないようにしましょう。

 

 

 

 

魚の洋風アレンジ

・黒パン

・牛乳

・魚のマスタードソース

・野菜スープ

・ミックスサラダ

ソースにマスタード、生クリーム、レモン果汁などを使用し洋風に仕上げました。

魚は、春から夏にかけて旬を迎える鯵を使用しました。味がいいことから「アジ」という名前が付けられたとも言われている鯵は揚げても、焼いても美味しい魚ですね。

マスタードソースがよく絡み、鯵の美味しさをより引き立ててくれる一品となりました。

 

みんな大好きカレー

・チキンカレー(麦ごはん)

・牛乳

・ひじきのサラダ

・ニューサマーオレンジ

 

 

みんなが大好きなカレーでした。「カレー美味しかった」の声がたくさん届きました。美味しかったの言葉は、食事をより幸せなものにしてくれますね。

お便りではカレーの中身当てクイズをしました。カレーを観察したり、食べ終わったカレーを思い出したりしながら、クイズに挑戦していました。なんの食材が使用されているのか興味関心を持つことは、食事をするうえで大切なことですね。

 

はるさめ

・ごはん

・牛乳

・豚肉のチャプチェ

・大豆と木の実の青のり風味

・わかめスープ

 

韓国料理のチャプチェがメインの献立でした。茹でたはるさめを、豚肉や野菜と一緒に炒めました。韓国ではさつまいものでん粉を使用した、太い春雨を使用してチャプチェを作ります。日本で一般的なのは、今日の給食で使用した緑豆はるさめです。緑豆はるさめは豆のでんぷんから作られています。同じ名前の食材でも、原料が異なると見た目や食感も違うため料理によって使い分けてみると調理するのが楽しくなりますね。

旬のたけのこ

・たけのこごはん

・牛乳

・ひじき入りたまご焼き

・酢の物

・アセロラジュレ

 

旬のたけのこをたっぷり使用した、たけのこごはんでした。 

 たけのこは、春を感じることができる食材ですね。たけのこは、成長がはやく土から見えて10日程で竹になります。一旬(いちじゅん)10日間で竹になるため、漢字で竹かんむりに旬と書くそうです。漢字からの発見が、食べ物の知識につながると面白いですね。

うま味たっぷり

・ごはん 味付けのり

・牛乳

・海鮮豆腐

・五目中華サラダ

 

 

久しぶりの給食は豆腐がメインの海鮮豆腐でした。

豆腐やエビ・イカのほかに、数種類の野菜や干し椎茸を使用しました。煮汁に食材のうま味が溶けごはんが進む味付けになりました。

うま味には「相乗効果」があり単一の食材よりも複数の食材を組み合わせることによって、よりうま味が感じられるようになります。代表的なものは、かつおだしと昆布だしです。美味しさだけでなく、減塩効果も期待できるため積極的に取り入れたいですね。

端午の節句

・ちらし寿司

・牛乳

・鶏肉のみそやき

・たぬき汁

・柏餅

 

今年度初めての行事食は、端午の節句献立でした。

季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理のことを行事食といいます。さまざまな意味が込められた行事食、特別な料理と聞くだけで、わくわくしますね。献立表を見て、今日の給食を楽しみにしている姿を見ることができました。 柏餅を口いっぱい詰めて一生懸命噛んでいたり、触って柏餅の柔らかさを確かめたり、普段とは違う食事の楽しみを感じられる時間でした。これからも行事食を大切にしていきたいですね。

 

 

 

トマトのスープ

・ごはん

・牛乳

・魚とナッツの炒め物

・卵とトマトのスープ

・塩きゅうり

 

トマトは、ドイツのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」というくらい栄養に優れており、ビタミンAやビタミンCなどが豊富に含まれています。そんなトマトと卵を使ったスープにしました。完全栄養食品と呼ばれている卵はタンパク質や脂質だけでなく、ビタミンやミネラルなどのたくさんの栄養素が含まれています。しかし卵にはビタミンCが含まれていないのでトマトなどビタミンCが多く含まれている野菜などと組み合わせて食べるといいですね。

春野菜

・春野菜のスパゲッティ

・牛乳

・ビーンズサラダ

・ごまさつま蒸しパン

 

4月最後の日の献立は春野菜のスパゲッティでした。キャベツやアスパラガスなど旬の食材を使用しました。旬の食材ならではのうまみ、野菜のあまみを感じるスパゲッティになりました。旬の食材を取り入れ、食事から季節を感じることは食の楽しみを広げてくれますね。旬の食材を大切にしましょう。

 

 

よく噛んで食べよう

・ごはん

・牛乳

・親子煮

・さくさく小いわし

・野菜の塩麹あえ

 

今日の給食目標は「よく噛んで食べよう!!」でした。「いつもよりさくさく小いわしをよく噛んで食べたよ」「食感がよかった」などの声が届きました。噛むことを意識できるおかずを一品取り入れると、普段よりも噛むことを考えて食事をすることにつながりますね。

 

魚の日

・ごはん

・牛乳

・魚のかりん揚げ

・かきたま汁

・くるみ和え

 

角切りの白身魚に衣をつけて揚げ、しょうゆ・きび糖などで作った甘ダレに絡め作りました。くせが少ない白身魚に甘ダレが合い、ごはんが進む一品になりました。魚を一切れで提供するときより残菜量が少なかったです。切り方や調理法を変えてみると新しい発見につながりますね。

具沢山たまごやき

・ツイストパン

・牛乳

・スペイン風たまごやき

・白いんげん豆のスープ

・ツナサラダ

 

ソーセージ・じゃがいも・トマト・グリンピースなどが入った、スペイン風たまごやきでした。たまごやきを割って食べたり、中身をよく見てから食べてたり、どんな具材が入っているのか気になっている様子でした。いろいろな食材と相性がよい卵、苦手な食材を卵焼きやオムレツの具材として取り入れてみると「一口食べてみる」きっかけにつながりますね。

 

 

みんな大好き味付けのり

・ごはん、味付けのり

・牛乳

・四川豆腐

・春雨サラダ

・りんご

 

みんなが大好きな味付けのりの登場です。大人気の味付けのりは残菜がほとんどなく、ごはんの残菜もいつもより少なかったです。

ごはんと一緒に食べたり、のりだけで食べたりお気に入りの食べ方を発見して食事をしている様子が見受けられました。ごはんが進むお気に入りの副菜などを見つけると、食欲がないときや朝ご飯などにピッタリですね。

カレー

・ポークカレー

・牛乳

・アーモンドサラダ

・キウイフルーツ

 

 

今年度初めてのカレーでした。具沢山で食べ応えがありました。今日は豚肉を使用しました。カレーは入れる食材のうま味によって味が変わるため、鶏肉や牛肉、イカ・エビなどの魚介類などを使用してもよいですね。また季節に応じた野菜を取り入れると旬も感じられ、さまざまなカレーを楽しめますね。食べる楽しみにつながる、自分好みのカレー作りとても楽しいです。

 

小松菜

・小松菜ピラフ

・牛乳

・魚の草香パン焼き

・ポトフ風みそスープ

 

 

今日は小松菜ピラフでした。小松菜は茹でて冷却し最後に混ぜて仕上げました。小松菜にはビタミンB2やカルシウムが豊富に含まれています。ビタミンB2は、糖質、タンパク質、脂質がエネルギーに変わるときにサポートをしてくれる役割を持っています。食事をして食べ物が体のエネルギーになるには、多くのビタミンとミネラルが必要です。食事量だけでなく、食材の組み合わせも意識するとよりよい食事になりますね。

 

 

うどんの日

・わかめうどん(地粉うどん)

・牛乳

・竹輪のいそべ揚げ

・さつまいもの素揚げ

・ごま酢和え

 

今学期初めての麺類は、うどんでした。

うどんなどの麺類は、スルスル食べることができるので、食欲がないときにも向いている食材ですね。その反面、あまり噛まなくても食べることができるため、「噛むこと」を意識するのを忘れてしまうことがあります。うどんなど麺類の時でも、噛むことを意識できるようにいくつかのポイントがあります。汁の具材にたけのこなど食感のよいものを入れたり、副菜には根菜やナッツなどの噛むことを促す食材を取り入れたりすると、麺の日のも「噛むこと」を意識しながら食事をすることができますね。

食べ応え満点、厚揚げ

・ごはん

・牛乳

・ジャージャン豆腐

・ごま風味和え

・カラマンダリン

 

今日は厚揚げを使用した、中華料理でした。

「厚揚げがふわふわしていて、おいしかった」「味が染み込んでいて、おいしかった」などたくさんの感想が届きました。厚揚げに、食材のうま味が染み込みご飯がすすむ味に仕上がりました。普段よりご飯の残菜が少なく、「おかわりしたよ~」の声も届きました。

 厚揚げは、煮物や炒め物にしたり、麻婆豆腐の豆腐を厚揚げに変えるとボリュームがでて食べ応えがアップします。和食や中華さまざまなアレンジができてうれしい食材の一つですね。

北海道の郷土料理

・ごはん

・牛乳

・鶏肉の照り焼き

・切干大根の含め煮

・どさんこスープ

 

 

 どさんこスープは北海道の郷土料理です。

 農業・水産業・酪農業が盛んな北海道の名産をたくさん使用したスープです。じゃがいもを使用していることで食べ応えがあり、みそとバターの風味が食慾をよりかきたててくれました。

 どさんこスープのように一品で満足度が高い汁物は時間がないときの献立に取り入れるのがおすすめです。汁物に野菜がたくさん入っているので野菜不足の不安も解決してくれますね。使用する食材を増やしたり、調味料をバターから豆乳に変えたりするだけで、味や風味が変わり汁物のバリエーションがグッと広がります。食材によってうま味が異なるためたくさんの味経験ができることも嬉しいですね。

小学1年生給食開始

・セルフドッグパン(コッペパン)

・牛乳

・春野菜のクリーム煮

・スティックベジタブル

・清見オレンジ

 

今日から小学1年生の給食が開始されました。はじめての給食はパンでした。フランクフルトをパンに挟んで食べたり、別々で食べたり、お好み食べ方で給食を楽しんでいる様子が見受けられました。食事を楽しむことで、食べることがより好きになったり、食べ方の工夫ができるようになったり素敵なことがたくさんあります。いろどりを考えたり、行事食を取り入れてたり、食事中に会話をすることも楽しみを広げてくれる一つです。食の楽しみをたくさん取り入れるとお腹も心も幸せになりますね。

春のいろどり

・ごはん

・牛乳

・じゃがいものそぼろ煮

・きびなごのから揚げ

・花畑和え

 

今日の花畑和えは、春を感じるいろどりでした。

こまつな、キャベツの緑、にんじんの赤、そして卵の黄色。黄色が入ることで、華やかさが増し、春に見ごろを迎える菜の花畑のようないろどりに仕上がりました。

副菜には野菜だけでなく、たまごやお肉、豆などのたんぱく質やこんにゃくや海藻など食物繊維が豊富に含まれている食材を組み合わせると、いろどりだけでなく体にとっても嬉しい一品になりますね。

食べ物の食感

・中華丼(麦ごはん)

・牛乳

・だいずと木の実の甘辛揚げ

・海藻サラダ

 

 

今日は、食材のさまざまな食感を感じられる献立でした。

中華丼のごはんには、精白米と大麦を使用し「プッチ」、野菜は「とろり」たけのこは「コリコリ」などの具材の食感をたくさん感じられるメニューでした。だいずと木の実の甘辛揚げは、大豆・煮干し・カシューナッツ・アーモンドを使用しました。揚げたり、炒ったりすることで、食材の食感をより生かすことができ、また風味もアップすることで食欲増進にもつながります。

食感の違う具材を使用すること、様々な調理方法をくみ合わせることで、食事の楽しみがグッと広がります。

 

 

 

 

 

 

 

給食スタート

・赤飯

・牛乳

・魚の西京やき

・和風サラダ

・とん汁

 

本日より、今年度の給食が始まりました。よろしくお願いいたします。

入学・進級をお祝いして、赤飯を献立に取り入れました。赤飯は、お祝いのときに食べ、日本では昔から「赤色」は邪気を払う力があると考えられてきました。もち米が入っていることで、もっちりとした食感になり、よく噛んで食べることが期待できます。噛むことは、食べ物を消化・吸収するうえでとても大切なことです。むし歯や歯周病の予防したり、だ液を増やし、胃腸の働きを促進したりする効果があります。

たくさんの食べ物にふれること・食べること・噛むことを大切にしましょう。

 

「比べる」を楽しむ

*3月22日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の甘みそ焼き

・根菜ごま汁

・和風サラダ

・清見オレンジ

 

 令和4年度最後の給食は、お魚定食でした。

 この1年を振り返ってみてください。担任の先生が、

毎日の様子をつづってくれている連絡帳や、保健室から

配布される成長の記録などを見ると、忘れている出来事

があることに気付かされます。

 食べられるものが少しずつ増えた新入生、これからも

食の選択の幅が広がっていきそうですね。苦手な主食や

おかずも食べられるようになった児童生徒、身体が

大きくなってきた証拠ですね。身長の伸びが止まりつつ

ある高等部の生徒、食べ物の種類を選んだり、運動の

時間を増やしたり、工夫が必要になってきましたね。

  成長の段階に合わせ、「好き」にいっぱい出会い、

自分の身体のために工夫して食べ、心も身体も元気に

過ごせることを祈っています。

 なにかご相談があれば、いつでもご連絡ください。

 

 

お口の体操1,2,3

*3月20日(月)の給食*

・親子丼(麦ごはん)

・牛乳

・豆芋ナッツの雪化粧

・塩昆布和え

 

 

 先日は、食生活アンケートにお答えいただき、

ありがとうございます。その中の質問に、食事内容

以外の悩みを記入していただいたところ、噛むこと

(咀嚼:そしゃく)について改善したいという意見が

目立ちました。

 今日の給食は、いろいろな食感の食べ物を集め

ました。ふわとろの具がかかった親子丼は、お米を

早く食べられますが、全てがとろりとしては食べて

いて飽きてしまうので、コリッとする食感の竹の子が

具に入っています。

豆と芋を揚げて、牛乳砂糖とナッツを絡めた副菜は、

ほくほくの芋、ガリガリしたナッツ、くしゅっと

した大豆。全てしっかり噛む必要があるので、口休め

に親子丼を食べて咀嚼のインターバルが取れます。

葉物野菜が中心の和え物は、奥歯でごりっごりっと

すりつぶし、唾液と混ぜ、ごっくんと喉の奥へ送り

込みます。

 口の体操のような給食でしたね。普段、足りて

いない口の動きを、感じることができたかな?

白身魚を使って

*3月16日(木)の給食*

・子供パン

・イタリアンフィッシュ

・牛乳

・白いんげん豆のスープ

・アーモンドサラダ

 

 白身の魚と言うと、鯛(たい)、鱈(たら)、鮭、かます、きす、

ほっけなどが思い浮かびますか?淡白な味でクセが少なく、

好んで食べる人も多いと思います。給食では、深海魚のホキや

メルルーサという魚をよく使います。

 魚をメインのおかずにすると、ご家庭に食べ盛りの中高生が

いると、口がへの字になったりしませんか?そんなご家庭の

事情を加味してのことですが、給食では肉よりも魚をたくさん

食べる指針が出ています。

 とはいえ、一年間に食べる食数(1日3食×365日)に占める

給食の割合は、およそ6分の1です。給食で魚を提供する回数を

多くしても、微力です。

 そこで、ご家庭でもじゃんじゃん魚をメインにしてほしい

と思います。魚がメインの時は、副菜は豚肉入りのきんぴらや

チキンスープなど、肉をしっかり入れることや、今日提供した

イタリアンフィッシュのように衣を付けたり揚げたりして、

重ための料理にすると、食べ盛りの子どもたちも満足して

くれると思いますよ!骨を除くのも訓練です、身体によい

魚を意識して食べるようにしましょう。

 

 

リクエスト給食のラストは小学部6年2組

*3月15日(水)の給食*

・肉野菜炒めのっけ塩ラーメン

 (中華めん)

・牛乳

・ポテトサラダ

・セレクトミニシューアイス

 (バニラ・チョコ・いちご・抹茶)

 

 

 リクエスト給食の最後を飾るのは、今日、卒業式の予行練習を

がんばった小学部6年2組のみなさんのです。

野菜たっぷりの塩ラーメンに、いろいろな味の中から決めたかった

アイスクリーム、ヨーグルト入りのさっぱりポテトサラダ。

在校生へのプレゼントにもなったと思います。

 

煮物を食べよう!

*3月13日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・肉じゃが

・ししゃものいそべ揚げ

・即席漬け

 

 今日は、高等部3年生にとって最後の給食に

なる人が多いので、慎重に考えて決めました。

煮物は、食にこだわりがある児童生徒にとって、

ハードルが高い料理の場合もあります。しかし、

醤油や砂糖で味を付けた煮物は、葉物野菜

(小松菜やキャベツなど)を使った和え物や

サラダより、食べやすい傾向があります。

 入学した頃は、ご飯やパン、メインの肉や魚

しかすすんで食べていなかった児童も、身体が

大きくなるにつれて副菜の根菜や葉物野菜も

食べています。友達につられて、自信がついて、

など確実に成長しています。

 煮物は、日本人のソウルフードです。一口に

煮物と言ってもいろいろな煮物がありますが、

最後の給食のメインには煮物の王道「肉じゃが」

を選びました。コロナ禍で“おうちごはん”を

余儀なくされ、料理が上達した方もいらっしゃる

と思います。お手紙で配布している「じまんの

おかず」のように、家族で食事を作る時間も

楽しいものです。ぜひ、続けてください!

 

震災から12年

*3月10日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばのみそ煮

・すき昆布のきんぴら

・せんべい汁

・りんご

 

 東日本大震災が起きて、干支が一周しました。震災

から復活した岩手県釜石市にある魚の加工工場で作ら

れた、中骨まで食べられるさばのみそ煮をメインの

おかずに、東北の料理や食材を集めました。煎餅汁の

せんべいは、小麦粉で作られた南部煎餅で、保存食から

発展した汁物です。煮ると香ばしさを残しつつ、

食べるともっちりした食感を楽しむことができます。

鶏肉や根菜や茸を具に入れて作りました。すき昆布も、

岩手独自の製法ですが、厳しい寒さの冬に備えた

保存食です。

 天災も人災も、いつ起こるか分からないですが、

過剰に身構えることはなく、身幅に合わせて備えて

おけばよいと思います。保存水や保存食は、定期的に

期限を確認しましょう。

 

ヒリ辛とツン辛

*3月9日(木)の給食*・ごはん

 【味付けのり】

・牛乳

・麻婆豆腐

・春雨サラダ

 

 熱いと更に辛く感じるヒリヒリ系の辛さの麻婆豆腐、

ツンとした辛さの春雨サラダ、今日はたいていの人が

「辛い」と感じられる味付けで提供しました。

 特に麻婆豆腐は、玉ねぎや人参や竹の子が細かく

切ってあり、辛味に野菜の味が紛れ、とろみがついて

つるんと流れるように食べられ、知らぬうちに野菜が

食べられる料理の一つです。刻むのが手間ですが、

チョッパーやカッターなどを使ったり、切れている

野菜を使ったりして時間短縮してください!

 ※小学部低学年は辛さひかえめです

 今回も争奪戦が繰り広げられた味付けのり。市販の

味付けのりも、市販のふりかけに比べると添加物が

少ないです。身体によいのり、食べやすいように

食卓に常駐させてもよいですね。

 

 

 

忘れないで!マメ

*3月8日(水)の給食*

 

・ビーンズピラフ

・牛乳

・ツナとチーズの卵焼き

・ミックスサラダ

 

  今日は、大豆と鶏肉が入ったカレー味のピラフが

メインでした。上尾特別支援学校のことを思い出す

時に、給食のことを思い出してくれるとしたら、

「マメがよく出る給食だったな~」と思い出して

ほしいです。それくらい、マメを意識して食べて

ほしいと思っています。

 かりかりに揚げたマメ、ナッツと一緒に絡めた

甘辛味のマメ、煮豆、五目豆、呉汁、スープ、

味付けや料理方法を変えて、いろいろな豆料理を

提供しました。お気に入りはありましたか?

身体のために、スナックやチョコレートを減らし、

こまめにマメを食べましょう!

 

卒業生リクエスト⑨高等部3年3組より

*3月7日(火)の給食*

・肉うどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・みそポテト

・じゃこ入りおひたし

・いちご

 

 来週の火曜日は、高等部の卒業式です。上尾特別支援

学校で過ごす日々も残り一週間になりました。卒業後は、

給食を分け合う機会もなくなると思います。給食時間

そのものを楽しんでください!

 他の学級からもリクエストがあった「みそポテト」は、

秩父の郷土料理です。給食バージョンですが、お試し

ください☆

 【みそポテト(中じゃがいも3つ分)】

・じゃがいも 中3つ(450g)

・片栗粉   大さじ1/2ほど(4g)

・揚げ油   適量

・みそ    大さじ1(16g)

・砂糖    小さじ1(3g)

・みりん   大さじ1/2(8g)

・水     小さじ1(4g)

 ①じゃが芋の皮をむき、一口大のいちょう切りに

 して、片栗粉をまぶして揚げる。

②みそ、砂糖、みりん、水を合わせ、耐熱容器か

 小鍋で加熱する。大きめの容器がよい。

③揚げたじゃが芋と②のたれをからめる。

*みそだれは、多めに作っておくとよいです。

 甘酸っぱくて形もかわいらしいいちごは、群馬県の

「やよいひめ」という品種でした。

卒業生リクエストメニュー⑧中学部3年2・3組

*3月6日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚のかりん揚げ

・とん汁

・ごま酢和え

 

 

 食へのこだわりが強い生徒の多いこのクラスの

リクエストは、白ごはんと甘辛系の主菜ととん汁

でした。わりと得意な食べ物があれば、チャレンジ

食材の和え物もがんばれる!と思い、この組み合わせ

にしました。

 「バランスのとれた食事」というのがわからない

という声も聞きます。主食(ご飯やパンや麺)、

主菜(肉や魚や卵などのメインのおかず)、副菜

(野菜やきのこや海藻が中心のおかず)2品がある

食事です。気持ちに波があるように、毎食バランスの

よい食事を準備することは難しいと思いますが、

意識することは大切です。バランスの良い食事が

準備できた日、副菜を食べることができた日に、

シールを貼ったりすると家族みんなでがんばれる

気がしますね!

 

 

 

要はバランスが大事③(最終回)

*3月3日(金)の給食*

・フラワーロール

・牛乳

・シーフードのクリーム煮

・パリジャンサラダ

・でこぽん

 

 

 今日は、今週2回目のパン給食でした。パンと具だくさんの

クリーム煮とサラダという組み合わせも、給食の定番ですね。

 パンを主食にすると、パン自体に脂が入っているので、

主菜と副菜を組み合わせると、脂質の割合が高い一食になり

ます。特にクリーム煮を主菜にすると、バターや生クリームを

使うので、脂っぽくならないように気を付けましょう。

 洋食で脂を低減させるには、①生クリームより牛乳や低脂肪

牛乳や豆乳を ②脂の少ない部位の肉を ②肉より魚介を 

③小麦粉ルゥより米粉ルゥを ④使用油はバターやサラダ油

よりもオリーブ油を などが挙げられます。でも、脂がしっかり

あると、舌触りや香りがよくおいしいです。オイルリッチな

ものを食べるなら、少量を時々いただくくらいが、身体によい

食べ方です。 

 さて、身体によい食べ方とは、食品の栄養素が身体に

吸収されやすい食べ方、とお話ししました。昨今は健康志向の

テレビ番組や情報も多く配信され、「〇〇がよい」と流行ると

一気に〇〇が店頭から消えることも少なくないです。一つの

食品だけを食べて健康でいられることはなく、大切なのは

栄養バランスのとれた(=主食・主菜・副菜がそろった)食事を

毎食食べることです。いろいろな食材を、旬の食材を食べる

ことです。

 しかしこの世のほとんどの人は、毎食、完璧な食事を食べる

ことが難しいと思います。朝忙しくて野菜が食べられなかったら

昼食でしっかり食べる、お祝いでオイルリッチで贅沢な夕飯を

食べたら翌日は通して質素な食事にするなど、食事内容の

バランスもさることながら、同じような食事が続かないように

バランスをとることも大切です。食事内容だけでなく、食事を

食べる時刻や運動も欠かせません。バロメーターは、体調、

体重計、成長曲線などです。自分の身体と仲良くなりましょう!

 

桃の節句

*3月2日(木)の給食*

・ひな寿司

・牛乳

・鶏肉のみそ焼き

・春のからし和え

・セレクトデザート

(桜もち/三色だんご/いちごゼリー)

 

 明日は桃の節句なので、今日はひな祭りの行事食に

しました。

 ちらし寿司は、春らしい彩になるように黄色の卵、

桃色のえび、橙色の人参、黄緑色のきぬさやなどを

使って作りました。キャベツとなばなで作った

からし和えは大人の味でしたが、やさしい色と

歯ごたえが主菜を引き立てていました。主菜の

鶏肉は、たんぱく質として卵と魚介と乳製品は

ありましたが肉がないこと、脂浮きが少ないこと、

主食が混ぜごはんなのでシンプルなものにする

ことなどを考えて決めました。

 和菓子がメインのセレクトデザート、お子さん

は楽しみにしていましたか?日頃、和菓子は

あまり食べないかもしれませんが、1月1日、

3月3日、5月5日、7月7日などは、それぞれの

節句にちなんだ和菓子を食べるのもよいですね。

 

 

要はバランスが大事➁

*3月1日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の竜田揚げ

・かき玉汁

・くるみ和え

・ヨーグルト

 

 今日のヨーグルトは、鉄とカルシウムが添加(強化)

されている商品です。2日前、ポパイに絡んで鉄分の

話をしましたが、その続き「どうしたら栄養素の

取り込みが良くなる?」 のお話です。

 一つ目は、食べ合わせに気を付けることです。

ビタミンCは鉄を吸収されやすい形態に変えて

くれるので、鉄を多く含む食品と、葉物野菜や

じゃが芋や果物等を一緒に食べるとよいです。また、

鉄と肉や魚などのたんぱく質を一緒に食べると、

吸収された鉄が体内で効率よく働きます。

 二つ目は、腸そのものの動きを良くして、栄養素が

吸収されやすくすることです。栄養素は小腸で吸収

されますが、消化された食品の栄養が体内に取り

込まれやすいように、小腸の内側はじゅうたんの毛

のようになって栄養素と触れ合いやすくなって

います。小腸がたくさん動けば、栄養素と触れ合う

機会も増えます。そこで、小腸の善玉菌を増やす

ように発酵食品や食物繊維を意識して食べる「腸活」、

血液の流れがスムーズになるように不飽和脂肪酸が

多い脂を摂るようにする、などが注目されています。

 腸を活発に活動させる食べ物は、ある程度覚える

ことができると思います。しかし、鉄に限らず、

カルシウムもビタミンAもその他の栄養素も、

吸収率を上げる組み合わせがあります。何と何を

一緒に食べたらよい、と一つずつ覚えて、料理に

組み込んでいくことができますか?私は苦手です。

 どうすればいろいろな栄養素を効率よく吸収する

ことができるのか、答えは次回になります!

が、もうお分かりかと思います^^

 

リクエストメニュー⑦高等部3年1組

*2月28日(火)の給食*

・ココア揚げパン

 (コッペパン)

・牛乳

・手作り肉団子スープ

・根菜ごまじゃこ

 

 

 懐かしい給食ナンバーワンに輝く揚げパンですが、

ここ何年かはリクエストされていませんでした。一番

人気のココア味をリクエストしてくれたのは、高等部

3年1組のみなさん。揚げパンメニューの他には、上海

焼きそばやスパゲッティミートビーンズ、いそ香和えや

ピリ辛もやしなど、上尾特別支援学校の給食を忠実に

覚えてくれている様子とバランスの良いメニューに

感激しました。

 卒業後のご活躍を心よりお祈りしています。残りの

高校生活を満喫してください!

 昨日(2/27)のコラムの続き、どうすれば取り込み窓口が

広くなるかについては、明日掲載します。

 

要はバランスが大事①

*2月27日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・ポパイの卵焼き

・かみかみきんぴら

・根菜ごまキムチ汁

 

 

 ポパイというキャラクターをご存知ですか?

ピンチになるとほうれん草を食べて筋肉隆々になり、

愛する人を守るお話の登場人物です。ほうれん草は、

ほかの葉物野菜より鉄分が多いです。鉄分は造血作用が

あるので、「ほうれん草=強くなる」のイメージで

卵焼きの具を考えました。干しひじきも鉄分の多い海藻

なので、ほうれん草と一緒に卵焼きの具に入れました。

 しかし、鉄分が多い食品を食べても、全て体内に取り

込まれるわけではありません。体内に取り込まれなかった

栄養素は排泄されてしまうので、たくさん鉄分を取り

込めるように窓口を広くする必要があります。

 では、どうすれば取り込み窓口が広くなるでしょう。

続きはまた明日載せますので、楽しみにお待ちください!

 

 

 

青菜いろいろ

*2月24日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばの韓国風照り焼き

・豆腐の五目スープ

・こまつナムル

・でこぽん

 

 緑色の葉の野菜をまとめて「青菜」と呼びます。

青菜は色の濃い野菜(緑黄色野菜)に分類され、

ビタミンAやビタミンK、ビオチンやビタミンB6、

食物繊維などが多く、毎日食べた方がよい、

身体によい食品です。青菜を苦手とする子どもは

少なくないですが、食べなくても配膳する、料理

方法を変える(炒めると食べやすい!)、好きな

味付けや料理に入れる(汁物、煮物、サラダなど)

など、あの手この手を試してください。

 青菜とひとくくりにしてお伝えしましたが、

それぞれ食感や味や栄養価が違います、小松菜、

水菜、ほうれん草、チンゲン菜、などなど。

いろいろな青菜を試して、毎食とは言わないので、

家族がよい気持ちのまま続けられる頻度で、

青菜を食べましょう!

 

 

 

リクエスト給食⑥は6年1組より

*2月21日(火)の給食*

・五目うどん(地粉うどん)

・牛乳

・きびなごのから揚げ

・海藻サラダ

・アロエとマンゴーのヨーグルト

 

 麺類を昼食にする機会は多いと思います。麺類をメインにする

時は、いろいろ気にすることがあります。

 まずは塩分。カップ麺も袋麺も外食店も、麺をおいしく食べる

ために、つゆはしょっぱめに準備しています。なので、全部飲み

ほすと塩分(ナトリウム)摂りすぎになります。ばく大な量の果物

(カリウムを多く含むもの)を補うことができれば、理屈では中和

されることになりますが、お勧めしません。

 2つ目は、たんぱく質(肉や魚や卵や豆腐)が少なくなりがち

だということです。今日は、つゆの中のなるとと肉の他に、

揚げた魚とヨーグルトを添えました。育ち盛りの子どもたちには

たんぱく質が必要です。疲れをとるためにも、しっかりと

たんぱく質をとる必要があります。食欲がないけど何かを食べ

なきゃ、と麺類を選ぶこともあると思いますが、より効果的に

麺類を食べるとしたら、牛乳や卵などたんぱく質メインの

もう一品を一緒に食べましょう。

 外食やコンビニ食になる機会も増えてきた今日この頃。

一日3食、バランスの良い食事を摂ることはなかなか難しい

場合もありますね。そういう時は、朝食で野菜が足りなければ

夕食で野菜を多めに食べたり、夕食でご飯を抜いたら朝食で

炭水化物を多めに食べる等、一日や二日のうちに不足した

食品を取り戻すようにすると、体調不良になりにくい身体に

なりますよ。

いつかきっと!煮物・煮豆

*2月20日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・親子煮

・五目豆

・即席漬け

 

 今日は煮物が2種類ある、純和食の給食でした。

煮物は手間がかかるとか、作り方がわからないという

方もいらっしゃるかもしれません。しかし、せっかく

日本に住んでいるので、根菜と肉を炒め煮する、白飯に

よく合うおかず煮物を食べない手はありません。

 親子煮は、肉じゃがの卵とじ、五目豆は、いろいろな

具が入った煮豆、をイメージしてください。油が回り

炒め終わって、だしを入れて煮る状態になったら、

火力を調節してほっておけるのも、煮物の魅力ですね。

柔らかすぎる大豆の食感が苦手な児童生徒が多いので、

大豆の食感と味が残るように、乾物の大豆を戻して調理

しています。

 豆だけ残るお皿、人参だけ拾った形跡のお皿、練り物

だけ残ったお皿、五目豆はいろいろなドラマを展開して

いました。いつかきっと、心穏やかに向き合える日が

くると信じ、今日も身体によい料理をおいしくお届け

しました!

 ※都合により、親子煮にグリンピースを使用しませんでした