給食室より

本日の献立

埼玉県産米粉入りナン

・米粉入りナン

・牛乳

・キーマカレー

・イタリアンサラダ

・レモンヨーグルト

 

「彩の国ふるさと学校給食月間7日目」 「歯と口の健康週間4日目」

食育月間7日目の今日は埼玉県産の小麦粉と米粉を使用したナンを提供しました。もっちりとした噛み応えのあるナンはかみかみ週間にぴったりの食材でした。カレーなどは噛むことを意識しにくいメニューですが粗くつぶした豆やかぼちゃなどを入れることで、咀嚼を促すことができますね。ふるさとの食材に触れ噛むことを意識するこの習慣を大切にしましょう。

人気のからあげ

・ごはん

・牛乳

・鶏肉のからあげ

・豆腐のみそ汁

・ピリ辛もやし

 

「彩の国ふるさと学校給食月間6日目」「歯と口の健康週間3日目」

鶏もも肉にしょうが・にんにく・しょうゆ・酒・みりんで下味をつけてかたくり粉をまぶして揚げました。下味をしっかりつけることで鶏肉のうま味が引き立ち、ごはんのおかずにぴったりな味付けになりました。人気のからあげは残菜がほとんどなく、「からあげ美味しかった」の声もたくさん届きました。残さず食べることや「おいしかった」の言葉は食に感謝をする大切な行動ですね。

歯と口の健康週間

・ごはん

・牛乳

・生揚げのそぼろ煮

・彩の国納豆

・なめたけ和え

 

6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。いつもより噛むことを意識して食事をしましょう。噛むと歯が丈夫になるだけではなく、だ液がたくさん出ることで食べ物の消化を促進してくれます。また満腹中枢を刺激することで食べすぎを防いでくれる効果もあります。

埼玉県産の大豆を使用している「彩の国納豆」は大粒で食べ応えがあり噛むことを意識できる納豆でした。

埼玉県産小麦

・牛乳

・セルフチキンバーガー

(こどもパン・鶏肉のバーベキューソース・茹でキャベツ)

・クラムチャウダー

 

今日はセフルチキンバーガーでした。カレー粉・ケチャップ・ソースなどでバーベキューソースを作りました。パンに合うように濃いめの味付けにしました。パンとの相性がバッチリでした。昨日は埼玉県産のお米の紹介をしましたが、今日は小麦粉の紹介です。こどもパンは埼玉県産の「さとのそら」という小麦粉を使用して作られています。小麦粉の甘味を感じられるパンでした。

 

食育月間

・ごはん

・牛乳

・豚肉の梅やき

・さつま汁

・和風サラダ

 

今月は彩の国ふるさと学校給食月間です。郷土料理や県産食材を使った献立が登場します。給食で使用しているお米は埼玉県産の「彩のかかがき」と「こしひかり」です。食育月間初日の今日は残菜がとても少なったです。食材や給食を作ってくれる調理員さん、食に関わる全てのモノや人に感謝をもち、ふるさとへの理解を深めましょう。

 

なめこのぬめり

・親子丼(麦ごはん)

・牛乳

・なめこ汁

・塩昆布あえ

 

 

今日の汁物にはぬめりが特徴的な食材なめこを使用しました。なめこのぬめりの正体は食物繊維です。水に溶ける性質をもつ水溶性食物繊維は余分な糖や脂質を吸収し体外に排出して生活習慣病などを予防してくれる働きがあります。なめこ汁以外にもあんかけの具やそばの具材としてなめこを使用するのもおススメです。

 

いわしのかば焼き

・ごはん

・牛乳

・イワシのかば焼き

・根菜ごま汁

・おかか和え

 

蒲焼は魚の中で人気のあるメニューです。片栗粉を付けたいわしを油で揚げ甘ダレをかけて蒲焼きを作りました。しっかり噛むことで骨ごとおいしく食べることができます。いわしには骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウムやカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも含まれています。よく噛んで骨ごと食べている子どもたちの様子を見ることができました。

 

 

じゃがいものビタミンC

・枝豆とエビのピラフ

・牛乳

・じゃがべースープ

・5色和え

 

 

じゃがいもにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは熱に弱いですが、じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんで守られてるため加熱しても壊れず摂取することができます。今日はお便りに、でんぷんクイズを出しました。「クラスみんなでクイズに取り組んだよ」「またクイズ出してね」といった感想を聞くことができました。 新しい発見があると食事をするのがより楽しくなりますね。

具沢山ポークビーンズ

・はちみつレモントースト

・牛乳

・ポークビーンズ

・からし和え

 

 

ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。アメリカでは白いんげん豆と豚肉を使って作るそうです。今日は大豆を使用しました。使う食材によって食感や食べ応えが変わるため、大豆をひよこ豆にしてみたり豚肉をベーコンにしてみたり色々な組み合わせが楽しめますね。

 

グリンピース

・グリンピースごはん

・牛乳

・肉じゃが

・和風みそサラダ

・りんごヨーグルト

 

色鮮やかな緑色のグリンピースは、春を感じることができる食材ですね。塩・みりん・酒・昆布を入れグリンピースの美味しさが引き立つ味付けにしました。

グリンピースが苦手でも頑張って食べていたり、豆ごはん全部食べた~と嬉しそうに伝えてくれたり、子どもたちのいろいろな様子を見受けることができました。

 

 

青魚について

・ごはん

・牛乳

・サバの塩麹焼き

・けんちん汁

・ごまあえ

 

青魚のサバには、血液をサラサラにしたり脳を活性化させたりするEPAやDHAが含まれています。これらは多価不飽和脂肪酸といい体では合成できない脂肪酸です。そのため魚を食べて体に取り入れる必要があります。サバ以外のアジやイワシなどの青魚にも豊富に多価不飽和脂肪酸が含まれているため積極的に魚を食べるようにしましょう。

揚げ豆腐

・ごはん

・牛乳

・揚げ豆腐のおろしソース

・じゃがいものみそ汁

・れんこんのきんぴら

 

揚げ豆腐が主菜の献立でした。水を切り表面の水分をふいてから片栗粉をまぶすことでしっかり衣がつき食感よく仕上がります。今日は大根おろしのソースをかけました。大根には消化吸収を助け、胃もたれなどを防いでくれる酵素が含まれいます。揚げ物や油を多く使用した料理などに、大根を使ったサラダなどの副菜を組み合わせると良いですね。

麺でも噛むことを意識しよう

・みそラーメン

・牛乳

・茎わかめのチョナムル

・豆と芋のかりんとう

 

 

麺類は、ごはんやパンなどに比べて食べやすいため噛む回数が少なくなってしまうことがあります。麺の時でも噛むことを意識できるようにラーメンの汁を具沢山にしました。また、食感がアクセントとなる茎わかめを使用したチョナムルを、揚げた豆と芋の食感が楽しめるかりんとうを副菜にしました。汁や副菜にポイントとなる食材や調理法を取り入れることで、噛むことを意識できるようになっていきますね。

デザートにめだまやき?

・ミートソーススパゲティ

・牛乳

・枝豆とひじきのサラダ

・おかしなめだまやき

 

 

今日のデザートは、おかしなめだまやきでした。牛乳で作ったゼリーの真ん中にモモをのせると、目玉焼きのような見た目に。「目玉焼きだと思って食べたら、甘くてびっくりした」と驚いている様子が見受けられました。食事を味覚だけでなく視覚や嗅覚などの五感をたくさん使って味わうと、より素敵な時間になりますね。

ソイ丼

・ソイ丼

・牛乳

・五目たまごスープ

・だいこんサラダ

 

 

暑い日が続くと食欲が落ちてしまいますが、暑さに負けないようにするためには、食べることが大切です。今日のソイ丼は大豆・豚ひき肉・ベーコンなどを使用し、カレー風味の味付けが食欲をそそりごはんが進む一品になりました。風味などを生かすことで食欲増進につながりますね。暑さに負けないように食事と水分補給を大切にしましょう。

冷凍みかん

・ごはん

・牛乳

・生揚げの中華煮

・小松菜とわかめのサラダ

・冷凍みかん

 

今日のような暑い日にぴったりな冷凍みかんを今年度初めて提供しました。人気のある冷凍みかんの残菜は2個だけでした。冬の果物のみかんを冬場以外にも食べられるようにと冷凍みかんが誕生したそうです。みかんに水をつけて急速冷凍をし、みかんの周りに氷の幕をつくる。この作業を繰り返して冷凍みかんは作られています。食べ物の誕生秘話を知るとさまざまな発見がありますね。

今日のサラダ

・ごはん

・牛乳

・かつおのごまみそかけ

・きゃべつのみそ汁

・まごは(わ)やさしいサラダ

 

まごは(わ)やさしいは、和食でよく使われる食材を覚えやすく語呂合わせした言葉です。「豆・ごま等の種実類・わかめなどの海藻・やさい・さかな・しいたけなどのきのこ類・いも」今日はこれらの食材を使用したサラダでした。それぞれの食材の食感やおいしさが引き立つ一品となりました。「まごは(わ)やさしい」の食材を取り入れることを意識して食事をすることを心がけてみましょう。

食物繊維たっぷりなごほう

・和風ビビンバ

・牛乳

・きのこのスープ

・ごぼうサラダ

 

 

今日は「ごぼう」についてのお話です。ごぼうは食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は水溶性と不溶性の2つあることを知っていますか。水溶性食物繊維は、血糖値の上昇を穏やかにしたり、腸内環境を整えてくれたりする働きがあります。不溶性食物繊維は、腸の運動を促し便秘などを予防してくれます。ごぼうには、100g当り5.7gの食物繊維が含まれており、水溶性2.3g不溶性3.4gとどちらの食物繊維もバランスよく含まれています。きんぴらごぼうや、混ぜご飯などたくさんのアレンジができるごぼうを活用し食物繊維が不足しないようにしましょう。

 

 

 

 

魚の洋風アレンジ

・黒パン

・牛乳

・魚のマスタードソース

・野菜スープ

・ミックスサラダ

ソースにマスタード、生クリーム、レモン果汁などを使用し洋風に仕上げました。

魚は、春から夏にかけて旬を迎える鯵を使用しました。味がいいことから「アジ」という名前が付けられたとも言われている鯵は揚げても、焼いても美味しい魚ですね。

マスタードソースがよく絡み、鯵の美味しさをより引き立ててくれる一品となりました。

 

みんな大好きカレー

・チキンカレー(麦ごはん)

・牛乳

・ひじきのサラダ

・ニューサマーオレンジ

 

 

みんなが大好きなカレーでした。「カレー美味しかった」の声がたくさん届きました。美味しかったの言葉は、食事をより幸せなものにしてくれますね。

お便りではカレーの中身当てクイズをしました。カレーを観察したり、食べ終わったカレーを思い出したりしながら、クイズに挑戦していました。なんの食材が使用されているのか興味関心を持つことは、食事をするうえで大切なことですね。

 

はるさめ

・ごはん

・牛乳

・豚肉のチャプチェ

・大豆と木の実の青のり風味

・わかめスープ

 

韓国料理のチャプチェがメインの献立でした。茹でたはるさめを、豚肉や野菜と一緒に炒めました。韓国ではさつまいものでん粉を使用した、太い春雨を使用してチャプチェを作ります。日本で一般的なのは、今日の給食で使用した緑豆はるさめです。緑豆はるさめは豆のでんぷんから作られています。同じ名前の食材でも、原料が異なると見た目や食感も違うため料理によって使い分けてみると調理するのが楽しくなりますね。

旬のたけのこ

・たけのこごはん

・牛乳

・ひじき入りたまご焼き

・酢の物

・アセロラジュレ

 

旬のたけのこをたっぷり使用した、たけのこごはんでした。 

 たけのこは、春を感じることができる食材ですね。たけのこは、成長がはやく土から見えて10日程で竹になります。一旬(いちじゅん)10日間で竹になるため、漢字で竹かんむりに旬と書くそうです。漢字からの発見が、食べ物の知識につながると面白いですね。

うま味たっぷり

・ごはん 味付けのり

・牛乳

・海鮮豆腐

・五目中華サラダ

 

 

久しぶりの給食は豆腐がメインの海鮮豆腐でした。

豆腐やエビ・イカのほかに、数種類の野菜や干し椎茸を使用しました。煮汁に食材のうま味が溶けごはんが進む味付けになりました。

うま味には「相乗効果」があり単一の食材よりも複数の食材を組み合わせることによって、よりうま味が感じられるようになります。代表的なものは、かつおだしと昆布だしです。美味しさだけでなく、減塩効果も期待できるため積極的に取り入れたいですね。

端午の節句

・ちらし寿司

・牛乳

・鶏肉のみそやき

・たぬき汁

・柏餅

 

今年度初めての行事食は、端午の節句献立でした。

季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理のことを行事食といいます。さまざまな意味が込められた行事食、特別な料理と聞くだけで、わくわくしますね。献立表を見て、今日の給食を楽しみにしている姿を見ることができました。 柏餅を口いっぱい詰めて一生懸命噛んでいたり、触って柏餅の柔らかさを確かめたり、普段とは違う食事の楽しみを感じられる時間でした。これからも行事食を大切にしていきたいですね。

 

 

 

トマトのスープ

・ごはん

・牛乳

・魚とナッツの炒め物

・卵とトマトのスープ

・塩きゅうり

 

トマトは、ドイツのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」というくらい栄養に優れており、ビタミンAやビタミンCなどが豊富に含まれています。そんなトマトと卵を使ったスープにしました。完全栄養食品と呼ばれている卵はタンパク質や脂質だけでなく、ビタミンやミネラルなどのたくさんの栄養素が含まれています。しかし卵にはビタミンCが含まれていないのでトマトなどビタミンCが多く含まれている野菜などと組み合わせて食べるといいですね。

春野菜

・春野菜のスパゲッティ

・牛乳

・ビーンズサラダ

・ごまさつま蒸しパン

 

4月最後の日の献立は春野菜のスパゲッティでした。キャベツやアスパラガスなど旬の食材を使用しました。旬の食材ならではのうまみ、野菜のあまみを感じるスパゲッティになりました。旬の食材を取り入れ、食事から季節を感じることは食の楽しみを広げてくれますね。旬の食材を大切にしましょう。

 

 

よく噛んで食べよう

・ごはん

・牛乳

・親子煮

・さくさく小いわし

・野菜の塩麹あえ

 

今日の給食目標は「よく噛んで食べよう!!」でした。「いつもよりさくさく小いわしをよく噛んで食べたよ」「食感がよかった」などの声が届きました。噛むことを意識できるおかずを一品取り入れると、普段よりも噛むことを考えて食事をすることにつながりますね。

 

魚の日

・ごはん

・牛乳

・魚のかりん揚げ

・かきたま汁

・くるみ和え

 

角切りの白身魚に衣をつけて揚げ、しょうゆ・きび糖などで作った甘ダレに絡め作りました。くせが少ない白身魚に甘ダレが合い、ごはんが進む一品になりました。魚を一切れで提供するときより残菜量が少なかったです。切り方や調理法を変えてみると新しい発見につながりますね。

具沢山たまごやき

・ツイストパン

・牛乳

・スペイン風たまごやき

・白いんげん豆のスープ

・ツナサラダ

 

ソーセージ・じゃがいも・トマト・グリンピースなどが入った、スペイン風たまごやきでした。たまごやきを割って食べたり、中身をよく見てから食べてたり、どんな具材が入っているのか気になっている様子でした。いろいろな食材と相性がよい卵、苦手な食材を卵焼きやオムレツの具材として取り入れてみると「一口食べてみる」きっかけにつながりますね。

 

 

みんな大好き味付けのり

・ごはん、味付けのり

・牛乳

・四川豆腐

・春雨サラダ

・りんご

 

みんなが大好きな味付けのりの登場です。大人気の味付けのりは残菜がほとんどなく、ごはんの残菜もいつもより少なかったです。

ごはんと一緒に食べたり、のりだけで食べたりお気に入りの食べ方を発見して食事をしている様子が見受けられました。ごはんが進むお気に入りの副菜などを見つけると、食欲がないときや朝ご飯などにピッタリですね。

カレー

・ポークカレー

・牛乳

・アーモンドサラダ

・キウイフルーツ

 

 

今年度初めてのカレーでした。具沢山で食べ応えがありました。今日は豚肉を使用しました。カレーは入れる食材のうま味によって味が変わるため、鶏肉や牛肉、イカ・エビなどの魚介類などを使用してもよいですね。また季節に応じた野菜を取り入れると旬も感じられ、さまざまなカレーを楽しめますね。食べる楽しみにつながる、自分好みのカレー作りとても楽しいです。

 

小松菜

・小松菜ピラフ

・牛乳

・魚の草香パン焼き

・ポトフ風みそスープ

 

 

今日は小松菜ピラフでした。小松菜は茹でて冷却し最後に混ぜて仕上げました。小松菜にはビタミンB2やカルシウムが豊富に含まれています。ビタミンB2は、糖質、タンパク質、脂質がエネルギーに変わるときにサポートをしてくれる役割を持っています。食事をして食べ物が体のエネルギーになるには、多くのビタミンとミネラルが必要です。食事量だけでなく、食材の組み合わせも意識するとよりよい食事になりますね。

 

 

うどんの日

・わかめうどん(地粉うどん)

・牛乳

・竹輪のいそべ揚げ

・さつまいもの素揚げ

・ごま酢和え

 

今学期初めての麺類は、うどんでした。

うどんなどの麺類は、スルスル食べることができるので、食欲がないときにも向いている食材ですね。その反面、あまり噛まなくても食べることができるため、「噛むこと」を意識するのを忘れてしまうことがあります。うどんなど麺類の時でも、噛むことを意識できるようにいくつかのポイントがあります。汁の具材にたけのこなど食感のよいものを入れたり、副菜には根菜やナッツなどの噛むことを促す食材を取り入れたりすると、麺の日のも「噛むこと」を意識しながら食事をすることができますね。

食べ応え満点、厚揚げ

・ごはん

・牛乳

・ジャージャン豆腐

・ごま風味和え

・カラマンダリン

 

今日は厚揚げを使用した、中華料理でした。

「厚揚げがふわふわしていて、おいしかった」「味が染み込んでいて、おいしかった」などたくさんの感想が届きました。厚揚げに、食材のうま味が染み込みご飯がすすむ味に仕上がりました。普段よりご飯の残菜が少なく、「おかわりしたよ~」の声も届きました。

 厚揚げは、煮物や炒め物にしたり、麻婆豆腐の豆腐を厚揚げに変えるとボリュームがでて食べ応えがアップします。和食や中華さまざまなアレンジができてうれしい食材の一つですね。

北海道の郷土料理

・ごはん

・牛乳

・鶏肉の照り焼き

・切干大根の含め煮

・どさんこスープ

 

 

 どさんこスープは北海道の郷土料理です。

 農業・水産業・酪農業が盛んな北海道の名産をたくさん使用したスープです。じゃがいもを使用していることで食べ応えがあり、みそとバターの風味が食慾をよりかきたててくれました。

 どさんこスープのように一品で満足度が高い汁物は時間がないときの献立に取り入れるのがおすすめです。汁物に野菜がたくさん入っているので野菜不足の不安も解決してくれますね。使用する食材を増やしたり、調味料をバターから豆乳に変えたりするだけで、味や風味が変わり汁物のバリエーションがグッと広がります。食材によってうま味が異なるためたくさんの味経験ができることも嬉しいですね。

小学1年生給食開始

・セルフドッグパン(コッペパン)

・牛乳

・春野菜のクリーム煮

・スティックベジタブル

・清見オレンジ

 

今日から小学1年生の給食が開始されました。はじめての給食はパンでした。フランクフルトをパンに挟んで食べたり、別々で食べたり、お好み食べ方で給食を楽しんでいる様子が見受けられました。食事を楽しむことで、食べることがより好きになったり、食べ方の工夫ができるようになったり素敵なことがたくさんあります。いろどりを考えたり、行事食を取り入れてたり、食事中に会話をすることも楽しみを広げてくれる一つです。食の楽しみをたくさん取り入れるとお腹も心も幸せになりますね。

春のいろどり

・ごはん

・牛乳

・じゃがいものそぼろ煮

・きびなごのから揚げ

・花畑和え

 

今日の花畑和えは、春を感じるいろどりでした。

こまつな、キャベツの緑、にんじんの赤、そして卵の黄色。黄色が入ることで、華やかさが増し、春に見ごろを迎える菜の花畑のようないろどりに仕上がりました。

副菜には野菜だけでなく、たまごやお肉、豆などのたんぱく質やこんにゃくや海藻など食物繊維が豊富に含まれている食材を組み合わせると、いろどりだけでなく体にとっても嬉しい一品になりますね。

食べ物の食感

・中華丼(麦ごはん)

・牛乳

・だいずと木の実の甘辛揚げ

・海藻サラダ

 

 

今日は、食材のさまざまな食感を感じられる献立でした。

中華丼のごはんには、精白米と大麦を使用し「プッチ」、野菜は「とろり」たけのこは「コリコリ」などの具材の食感をたくさん感じられるメニューでした。だいずと木の実の甘辛揚げは、大豆・煮干し・カシューナッツ・アーモンドを使用しました。揚げたり、炒ったりすることで、食材の食感をより生かすことができ、また風味もアップすることで食欲増進にもつながります。

食感の違う具材を使用すること、様々な調理方法をくみ合わせることで、食事の楽しみがグッと広がります。

 

 

 

 

 

 

 

給食スタート

・赤飯

・牛乳

・魚の西京やき

・和風サラダ

・とん汁

 

本日より、今年度の給食が始まりました。よろしくお願いいたします。

入学・進級をお祝いして、赤飯を献立に取り入れました。赤飯は、お祝いのときに食べ、日本では昔から「赤色」は邪気を払う力があると考えられてきました。もち米が入っていることで、もっちりとした食感になり、よく噛んで食べることが期待できます。噛むことは、食べ物を消化・吸収するうえでとても大切なことです。むし歯や歯周病の予防したり、だ液を増やし、胃腸の働きを促進したりする効果があります。

たくさんの食べ物にふれること・食べること・噛むことを大切にしましょう。

 

「比べる」を楽しむ

*3月22日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の甘みそ焼き

・根菜ごま汁

・和風サラダ

・清見オレンジ

 

 令和4年度最後の給食は、お魚定食でした。

 この1年を振り返ってみてください。担任の先生が、

毎日の様子をつづってくれている連絡帳や、保健室から

配布される成長の記録などを見ると、忘れている出来事

があることに気付かされます。

 食べられるものが少しずつ増えた新入生、これからも

食の選択の幅が広がっていきそうですね。苦手な主食や

おかずも食べられるようになった児童生徒、身体が

大きくなってきた証拠ですね。身長の伸びが止まりつつ

ある高等部の生徒、食べ物の種類を選んだり、運動の

時間を増やしたり、工夫が必要になってきましたね。

  成長の段階に合わせ、「好き」にいっぱい出会い、

自分の身体のために工夫して食べ、心も身体も元気に

過ごせることを祈っています。

 なにかご相談があれば、いつでもご連絡ください。

 

 

お口の体操1,2,3

*3月20日(月)の給食*

・親子丼(麦ごはん)

・牛乳

・豆芋ナッツの雪化粧

・塩昆布和え

 

 

 先日は、食生活アンケートにお答えいただき、

ありがとうございます。その中の質問に、食事内容

以外の悩みを記入していただいたところ、噛むこと

(咀嚼:そしゃく)について改善したいという意見が

目立ちました。

 今日の給食は、いろいろな食感の食べ物を集め

ました。ふわとろの具がかかった親子丼は、お米を

早く食べられますが、全てがとろりとしては食べて

いて飽きてしまうので、コリッとする食感の竹の子が

具に入っています。

豆と芋を揚げて、牛乳砂糖とナッツを絡めた副菜は、

ほくほくの芋、ガリガリしたナッツ、くしゅっと

した大豆。全てしっかり噛む必要があるので、口休め

に親子丼を食べて咀嚼のインターバルが取れます。

葉物野菜が中心の和え物は、奥歯でごりっごりっと

すりつぶし、唾液と混ぜ、ごっくんと喉の奥へ送り

込みます。

 口の体操のような給食でしたね。普段、足りて

いない口の動きを、感じることができたかな?

白身魚を使って

*3月16日(木)の給食*

・子供パン

・イタリアンフィッシュ

・牛乳

・白いんげん豆のスープ

・アーモンドサラダ

 

 白身の魚と言うと、鯛(たい)、鱈(たら)、鮭、かます、きす、

ほっけなどが思い浮かびますか?淡白な味でクセが少なく、

好んで食べる人も多いと思います。給食では、深海魚のホキや

メルルーサという魚をよく使います。

 魚をメインのおかずにすると、ご家庭に食べ盛りの中高生が

いると、口がへの字になったりしませんか?そんなご家庭の

事情を加味してのことですが、給食では肉よりも魚をたくさん

食べる指針が出ています。

 とはいえ、一年間に食べる食数(1日3食×365日)に占める

給食の割合は、およそ6分の1です。給食で魚を提供する回数を

多くしても、微力です。

 そこで、ご家庭でもじゃんじゃん魚をメインにしてほしい

と思います。魚がメインの時は、副菜は豚肉入りのきんぴらや

チキンスープなど、肉をしっかり入れることや、今日提供した

イタリアンフィッシュのように衣を付けたり揚げたりして、

重ための料理にすると、食べ盛りの子どもたちも満足して

くれると思いますよ!骨を除くのも訓練です、身体によい

魚を意識して食べるようにしましょう。

 

 

リクエスト給食のラストは小学部6年2組

*3月15日(水)の給食*

・肉野菜炒めのっけ塩ラーメン

 (中華めん)

・牛乳

・ポテトサラダ

・セレクトミニシューアイス

 (バニラ・チョコ・いちご・抹茶)

 

 

 リクエスト給食の最後を飾るのは、今日、卒業式の予行練習を

がんばった小学部6年2組のみなさんのです。

野菜たっぷりの塩ラーメンに、いろいろな味の中から決めたかった

アイスクリーム、ヨーグルト入りのさっぱりポテトサラダ。

在校生へのプレゼントにもなったと思います。

 

煮物を食べよう!

*3月13日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・肉じゃが

・ししゃものいそべ揚げ

・即席漬け

 

 今日は、高等部3年生にとって最後の給食に

なる人が多いので、慎重に考えて決めました。

煮物は、食にこだわりがある児童生徒にとって、

ハードルが高い料理の場合もあります。しかし、

醤油や砂糖で味を付けた煮物は、葉物野菜

(小松菜やキャベツなど)を使った和え物や

サラダより、食べやすい傾向があります。

 入学した頃は、ご飯やパン、メインの肉や魚

しかすすんで食べていなかった児童も、身体が

大きくなるにつれて副菜の根菜や葉物野菜も

食べています。友達につられて、自信がついて、

など確実に成長しています。

 煮物は、日本人のソウルフードです。一口に

煮物と言ってもいろいろな煮物がありますが、

最後の給食のメインには煮物の王道「肉じゃが」

を選びました。コロナ禍で“おうちごはん”を

余儀なくされ、料理が上達した方もいらっしゃる

と思います。お手紙で配布している「じまんの

おかず」のように、家族で食事を作る時間も

楽しいものです。ぜひ、続けてください!

 

震災から12年

*3月10日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばのみそ煮

・すき昆布のきんぴら

・せんべい汁

・りんご

 

 東日本大震災が起きて、干支が一周しました。震災

から復活した岩手県釜石市にある魚の加工工場で作ら

れた、中骨まで食べられるさばのみそ煮をメインの

おかずに、東北の料理や食材を集めました。煎餅汁の

せんべいは、小麦粉で作られた南部煎餅で、保存食から

発展した汁物です。煮ると香ばしさを残しつつ、

食べるともっちりした食感を楽しむことができます。

鶏肉や根菜や茸を具に入れて作りました。すき昆布も、

岩手独自の製法ですが、厳しい寒さの冬に備えた

保存食です。

 天災も人災も、いつ起こるか分からないですが、

過剰に身構えることはなく、身幅に合わせて備えて

おけばよいと思います。保存水や保存食は、定期的に

期限を確認しましょう。

 

ヒリ辛とツン辛

*3月9日(木)の給食*・ごはん

 【味付けのり】

・牛乳

・麻婆豆腐

・春雨サラダ

 

 熱いと更に辛く感じるヒリヒリ系の辛さの麻婆豆腐、

ツンとした辛さの春雨サラダ、今日はたいていの人が

「辛い」と感じられる味付けで提供しました。

 特に麻婆豆腐は、玉ねぎや人参や竹の子が細かく

切ってあり、辛味に野菜の味が紛れ、とろみがついて

つるんと流れるように食べられ、知らぬうちに野菜が

食べられる料理の一つです。刻むのが手間ですが、

チョッパーやカッターなどを使ったり、切れている

野菜を使ったりして時間短縮してください!

 ※小学部低学年は辛さひかえめです

 今回も争奪戦が繰り広げられた味付けのり。市販の

味付けのりも、市販のふりかけに比べると添加物が

少ないです。身体によいのり、食べやすいように

食卓に常駐させてもよいですね。

 

 

 

忘れないで!マメ

*3月8日(水)の給食*

 

・ビーンズピラフ

・牛乳

・ツナとチーズの卵焼き

・ミックスサラダ

 

  今日は、大豆と鶏肉が入ったカレー味のピラフが

メインでした。上尾特別支援学校のことを思い出す

時に、給食のことを思い出してくれるとしたら、

「マメがよく出る給食だったな~」と思い出して

ほしいです。それくらい、マメを意識して食べて

ほしいと思っています。

 かりかりに揚げたマメ、ナッツと一緒に絡めた

甘辛味のマメ、煮豆、五目豆、呉汁、スープ、

味付けや料理方法を変えて、いろいろな豆料理を

提供しました。お気に入りはありましたか?

身体のために、スナックやチョコレートを減らし、

こまめにマメを食べましょう!

 

卒業生リクエスト⑨高等部3年3組より

*3月7日(火)の給食*

・肉うどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・みそポテト

・じゃこ入りおひたし

・いちご

 

 来週の火曜日は、高等部の卒業式です。上尾特別支援

学校で過ごす日々も残り一週間になりました。卒業後は、

給食を分け合う機会もなくなると思います。給食時間

そのものを楽しんでください!

 他の学級からもリクエストがあった「みそポテト」は、

秩父の郷土料理です。給食バージョンですが、お試し

ください☆

 【みそポテト(中じゃがいも3つ分)】

・じゃがいも 中3つ(450g)

・片栗粉   大さじ1/2ほど(4g)

・揚げ油   適量

・みそ    大さじ1(16g)

・砂糖    小さじ1(3g)

・みりん   大さじ1/2(8g)

・水     小さじ1(4g)

 ①じゃが芋の皮をむき、一口大のいちょう切りに

 して、片栗粉をまぶして揚げる。

②みそ、砂糖、みりん、水を合わせ、耐熱容器か

 小鍋で加熱する。大きめの容器がよい。

③揚げたじゃが芋と②のたれをからめる。

*みそだれは、多めに作っておくとよいです。

 甘酸っぱくて形もかわいらしいいちごは、群馬県の

「やよいひめ」という品種でした。

卒業生リクエストメニュー⑧中学部3年2・3組

*3月6日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚のかりん揚げ

・とん汁

・ごま酢和え

 

 

 食へのこだわりが強い生徒の多いこのクラスの

リクエストは、白ごはんと甘辛系の主菜ととん汁

でした。わりと得意な食べ物があれば、チャレンジ

食材の和え物もがんばれる!と思い、この組み合わせ

にしました。

 「バランスのとれた食事」というのがわからない

という声も聞きます。主食(ご飯やパンや麺)、

主菜(肉や魚や卵などのメインのおかず)、副菜

(野菜やきのこや海藻が中心のおかず)2品がある

食事です。気持ちに波があるように、毎食バランスの

よい食事を準備することは難しいと思いますが、

意識することは大切です。バランスの良い食事が

準備できた日、副菜を食べることができた日に、

シールを貼ったりすると家族みんなでがんばれる

気がしますね!

 

 

 

要はバランスが大事③(最終回)

*3月3日(金)の給食*

・フラワーロール

・牛乳

・シーフードのクリーム煮

・パリジャンサラダ

・でこぽん

 

 

 今日は、今週2回目のパン給食でした。パンと具だくさんの

クリーム煮とサラダという組み合わせも、給食の定番ですね。

 パンを主食にすると、パン自体に脂が入っているので、

主菜と副菜を組み合わせると、脂質の割合が高い一食になり

ます。特にクリーム煮を主菜にすると、バターや生クリームを

使うので、脂っぽくならないように気を付けましょう。

 洋食で脂を低減させるには、①生クリームより牛乳や低脂肪

牛乳や豆乳を ②脂の少ない部位の肉を ②肉より魚介を 

③小麦粉ルゥより米粉ルゥを ④使用油はバターやサラダ油

よりもオリーブ油を などが挙げられます。でも、脂がしっかり

あると、舌触りや香りがよくおいしいです。オイルリッチな

ものを食べるなら、少量を時々いただくくらいが、身体によい

食べ方です。 

 さて、身体によい食べ方とは、食品の栄養素が身体に

吸収されやすい食べ方、とお話ししました。昨今は健康志向の

テレビ番組や情報も多く配信され、「〇〇がよい」と流行ると

一気に〇〇が店頭から消えることも少なくないです。一つの

食品だけを食べて健康でいられることはなく、大切なのは

栄養バランスのとれた(=主食・主菜・副菜がそろった)食事を

毎食食べることです。いろいろな食材を、旬の食材を食べる

ことです。

 しかしこの世のほとんどの人は、毎食、完璧な食事を食べる

ことが難しいと思います。朝忙しくて野菜が食べられなかったら

昼食でしっかり食べる、お祝いでオイルリッチで贅沢な夕飯を

食べたら翌日は通して質素な食事にするなど、食事内容の

バランスもさることながら、同じような食事が続かないように

バランスをとることも大切です。食事内容だけでなく、食事を

食べる時刻や運動も欠かせません。バロメーターは、体調、

体重計、成長曲線などです。自分の身体と仲良くなりましょう!

 

桃の節句

*3月2日(木)の給食*

・ひな寿司

・牛乳

・鶏肉のみそ焼き

・春のからし和え

・セレクトデザート

(桜もち/三色だんご/いちごゼリー)

 

 明日は桃の節句なので、今日はひな祭りの行事食に

しました。

 ちらし寿司は、春らしい彩になるように黄色の卵、

桃色のえび、橙色の人参、黄緑色のきぬさやなどを

使って作りました。キャベツとなばなで作った

からし和えは大人の味でしたが、やさしい色と

歯ごたえが主菜を引き立てていました。主菜の

鶏肉は、たんぱく質として卵と魚介と乳製品は

ありましたが肉がないこと、脂浮きが少ないこと、

主食が混ぜごはんなのでシンプルなものにする

ことなどを考えて決めました。

 和菓子がメインのセレクトデザート、お子さん

は楽しみにしていましたか?日頃、和菓子は

あまり食べないかもしれませんが、1月1日、

3月3日、5月5日、7月7日などは、それぞれの

節句にちなんだ和菓子を食べるのもよいですね。

 

 

要はバランスが大事➁

*3月1日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の竜田揚げ

・かき玉汁

・くるみ和え

・ヨーグルト

 

 今日のヨーグルトは、鉄とカルシウムが添加(強化)

されている商品です。2日前、ポパイに絡んで鉄分の

話をしましたが、その続き「どうしたら栄養素の

取り込みが良くなる?」 のお話です。

 一つ目は、食べ合わせに気を付けることです。

ビタミンCは鉄を吸収されやすい形態に変えて

くれるので、鉄を多く含む食品と、葉物野菜や

じゃが芋や果物等を一緒に食べるとよいです。また、

鉄と肉や魚などのたんぱく質を一緒に食べると、

吸収された鉄が体内で効率よく働きます。

 二つ目は、腸そのものの動きを良くして、栄養素が

吸収されやすくすることです。栄養素は小腸で吸収

されますが、消化された食品の栄養が体内に取り

込まれやすいように、小腸の内側はじゅうたんの毛

のようになって栄養素と触れ合いやすくなって

います。小腸がたくさん動けば、栄養素と触れ合う

機会も増えます。そこで、小腸の善玉菌を増やす

ように発酵食品や食物繊維を意識して食べる「腸活」、

血液の流れがスムーズになるように不飽和脂肪酸が

多い脂を摂るようにする、などが注目されています。

 腸を活発に活動させる食べ物は、ある程度覚える

ことができると思います。しかし、鉄に限らず、

カルシウムもビタミンAもその他の栄養素も、

吸収率を上げる組み合わせがあります。何と何を

一緒に食べたらよい、と一つずつ覚えて、料理に

組み込んでいくことができますか?私は苦手です。

 どうすればいろいろな栄養素を効率よく吸収する

ことができるのか、答えは次回になります!

が、もうお分かりかと思います^^

 

リクエストメニュー⑦高等部3年1組

*2月28日(火)の給食*

・ココア揚げパン

 (コッペパン)

・牛乳

・手作り肉団子スープ

・根菜ごまじゃこ

 

 

 懐かしい給食ナンバーワンに輝く揚げパンですが、

ここ何年かはリクエストされていませんでした。一番

人気のココア味をリクエストしてくれたのは、高等部

3年1組のみなさん。揚げパンメニューの他には、上海

焼きそばやスパゲッティミートビーンズ、いそ香和えや

ピリ辛もやしなど、上尾特別支援学校の給食を忠実に

覚えてくれている様子とバランスの良いメニューに

感激しました。

 卒業後のご活躍を心よりお祈りしています。残りの

高校生活を満喫してください!

 昨日(2/27)のコラムの続き、どうすれば取り込み窓口が

広くなるかについては、明日掲載します。

 

要はバランスが大事①

*2月27日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・ポパイの卵焼き

・かみかみきんぴら

・根菜ごまキムチ汁

 

 

 ポパイというキャラクターをご存知ですか?

ピンチになるとほうれん草を食べて筋肉隆々になり、

愛する人を守るお話の登場人物です。ほうれん草は、

ほかの葉物野菜より鉄分が多いです。鉄分は造血作用が

あるので、「ほうれん草=強くなる」のイメージで

卵焼きの具を考えました。干しひじきも鉄分の多い海藻

なので、ほうれん草と一緒に卵焼きの具に入れました。

 しかし、鉄分が多い食品を食べても、全て体内に取り

込まれるわけではありません。体内に取り込まれなかった

栄養素は排泄されてしまうので、たくさん鉄分を取り

込めるように窓口を広くする必要があります。

 では、どうすれば取り込み窓口が広くなるでしょう。

続きはまた明日載せますので、楽しみにお待ちください!

 

 

 

青菜いろいろ

*2月24日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばの韓国風照り焼き

・豆腐の五目スープ

・こまつナムル

・でこぽん

 

 緑色の葉の野菜をまとめて「青菜」と呼びます。

青菜は色の濃い野菜(緑黄色野菜)に分類され、

ビタミンAやビタミンK、ビオチンやビタミンB6、

食物繊維などが多く、毎日食べた方がよい、

身体によい食品です。青菜を苦手とする子どもは

少なくないですが、食べなくても配膳する、料理

方法を変える(炒めると食べやすい!)、好きな

味付けや料理に入れる(汁物、煮物、サラダなど)

など、あの手この手を試してください。

 青菜とひとくくりにしてお伝えしましたが、

それぞれ食感や味や栄養価が違います、小松菜、

水菜、ほうれん草、チンゲン菜、などなど。

いろいろな青菜を試して、毎食とは言わないので、

家族がよい気持ちのまま続けられる頻度で、

青菜を食べましょう!

 

 

 

リクエスト給食⑥は6年1組より

*2月21日(火)の給食*

・五目うどん(地粉うどん)

・牛乳

・きびなごのから揚げ

・海藻サラダ

・アロエとマンゴーのヨーグルト

 

 麺類を昼食にする機会は多いと思います。麺類をメインにする

時は、いろいろ気にすることがあります。

 まずは塩分。カップ麺も袋麺も外食店も、麺をおいしく食べる

ために、つゆはしょっぱめに準備しています。なので、全部飲み

ほすと塩分(ナトリウム)摂りすぎになります。ばく大な量の果物

(カリウムを多く含むもの)を補うことができれば、理屈では中和

されることになりますが、お勧めしません。

 2つ目は、たんぱく質(肉や魚や卵や豆腐)が少なくなりがち

だということです。今日は、つゆの中のなるとと肉の他に、

揚げた魚とヨーグルトを添えました。育ち盛りの子どもたちには

たんぱく質が必要です。疲れをとるためにも、しっかりと

たんぱく質をとる必要があります。食欲がないけど何かを食べ

なきゃ、と麺類を選ぶこともあると思いますが、より効果的に

麺類を食べるとしたら、牛乳や卵などたんぱく質メインの

もう一品を一緒に食べましょう。

 外食やコンビニ食になる機会も増えてきた今日この頃。

一日3食、バランスの良い食事を摂ることはなかなか難しい

場合もありますね。そういう時は、朝食で野菜が足りなければ

夕食で野菜を多めに食べたり、夕食でご飯を抜いたら朝食で

炭水化物を多めに食べる等、一日や二日のうちに不足した

食品を取り戻すようにすると、体調不良になりにくい身体に

なりますよ。

いつかきっと!煮物・煮豆

*2月20日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・親子煮

・五目豆

・即席漬け

 

 今日は煮物が2種類ある、純和食の給食でした。

煮物は手間がかかるとか、作り方がわからないという

方もいらっしゃるかもしれません。しかし、せっかく

日本に住んでいるので、根菜と肉を炒め煮する、白飯に

よく合うおかず煮物を食べない手はありません。

 親子煮は、肉じゃがの卵とじ、五目豆は、いろいろな

具が入った煮豆、をイメージしてください。油が回り

炒め終わって、だしを入れて煮る状態になったら、

火力を調節してほっておけるのも、煮物の魅力ですね。

柔らかすぎる大豆の食感が苦手な児童生徒が多いので、

大豆の食感と味が残るように、乾物の大豆を戻して調理

しています。

 豆だけ残るお皿、人参だけ拾った形跡のお皿、練り物

だけ残ったお皿、五目豆はいろいろなドラマを展開して

いました。いつかきっと、心穏やかに向き合える日が

くると信じ、今日も身体によい料理をおいしくお届け

しました!

 ※都合により、親子煮にグリンピースを使用しませんでした

 

覚えたかしら!?

*2月17日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・炒り豆腐

・かりかりいわし

・まごはやさしいサラダ

 

 毎食、ねらい(チャレンジポイント)を定めメニューを

決めていますが、毎月19日(食育の日)は立場上、背筋が

伸びます。なので、しつこいくらい登場させていますが

年明けは初の「まごはやさしいサラダ」を献立に入れました。

 子どもたちはこの食材の多いサラダを気に入ってる

ようです。理由をいくつか考えてみました。

◎サラダと言っても、酢っぱくない(酢を使っていない)

◎甘いさつま芋が入っている

◎食べられる食材を探せる=食べられない食材を外せる

 市販のドレッシングだけに頼らず、レモン果汁を追加で

かけたり、スパイスや塩や醤油を適度にかけたり、味付けを

楽しんでください。好きな食材(さつま芋好きは多い気が

します)をサラダに入れると、いつもは避ける野菜も、

好きな食材と一緒に食べてくれるかもしれません。

 身体によい食品の頭文字は「まごは(わ)やさしい」です。

〇をうめて完成させましょう!

 

 

 

 

 

 

覚えましょう!!食べましょう!!

 

 

 

卒業生リクエスト⑤高等部1組!

*2月16日(木)の給食*

・ビーンズカレー

 (麦ごはん)

・牛乳

・ツナサラダ

・ヨーグルト(いちご)

 

 卒業生のリクエストメニューを募った際、高等部1組は

即座にこのカレーメニューの給食がリクエストされました。

迷いがなかったのでしょう。その姿を象徴するように、

教室へ足を運ぶと、意欲的にカレーとサラダを食べて

いました。

 実は、カレーの種類までは指定されていませんでした。

豆は身体によいという栄養士の思いを話し、ビーンズカレー

に決定しました。ひよこ豆やレッドキドニーや大豆などを

ごろごろと入れてもよいのですが、挽肉のように挽いた豆、

みじん切りにした玉ねぎや人参で作り、食べやすい豆料理

がある!と実感してもらえたはずです。

 今日は、牛乳の残りの量より、カレーとサラダの残りを

合わせた量の方が少なかったです。牛乳を飲んでほしい!

という思いや、作った給食を食べてくれてありがとう!と

いう思いがあります。思いがたくさんの給食、受け止めて

くださいね!!

卒業生リクエスト④小学部3組!

*2月15日(水)の給食*

・キムチチャーハン

・牛乳

・だいずと木の実の甘辛揚げ

・ごま風味和え

・津のかがやき

 

 卒業式まであと一か月ほど。発表会をやったり送る会の

準備を進めたりと、旅立ちの日に向けて気持ちも盛り上がる

今日この頃。リクエストメニューも、気持ちの力添えが

できたらと考え、始めました。

 今日は小学部6年生からのリクエスト。この学校に通い

始めた頃は片手ほどしか食べられる献立がなかった児童

でしたが、リクエストのメニューは20種類ほどありました。

好きなメニューがこんなに増えたこと大感激。その中から

チョイスした今日の給食は、もちろん全て食べきって

くれました。

 今まで食べたことのないメニューに出会ったら、挑むか

否かはそれまでの経験が基になり、食べるか食べないか

判断されます。児童が、「食べてみよう!」と手を伸ばし

たことが、とても素敵なことです。

 給食での積み重ねが児童生徒の経験値を増やし、食の

幅が広がり、食で満たされる機会が増え、健康につなが

っていくといいなと願っています。

変わる鬼門

*2月14日(火)の給食*

・食パン

・手作りチョコクリーム

・牛乳

・白身魚のムニエル

・ミネストローネ

・ブロッコリーのほたてマヨ

 

 食べた方がよいけれどお子さんが好まない食品は、

ご家庭の食卓には上がらないですか?それとも、

苦手でも一口はチャレンジしたりにおいをかいだり、

目に入るようにしていますか?

 今日の給食は、各々苦手なものがあったようです。

食パンの耳、食パンの中身、魚、バター、チョコ味、

チョコクリームの食感、マカロニ、豆、赤い色の汁、

ブロッコリー、貝の味、マヨネーズ風味、、

歳を重ねると、苦手なものは変わっていきます。

決めつけないで、頃合いを見て、受け入れられ

なかった食品や味付けや料理方法を提供してください。

よい発見があると思います。

 

 

卒業生リクエスト③ 高等部3年2組

*2月13日(月)の給食*

・ごはん

・飲むヨーグルト(ブルーベリー)

・鶏肉の塩こうじから揚げ

・トックスープ

・ポテトサラダ

・手作りプリン

 

 卒業生からのリクエストだったので、プリンもから揚げも

全て手作りでした。リクエストにすると、やはり野菜が不足し

がちで、脂質が多めになります。今日の奪回策は、スープに

たくさん葉物野菜を入れること、サラダの味付けには脂質が

少ないマヨネーズ代替品とヨーグルトを使うこと、牛乳を

飲むヨーグルトにしたこと、などです。揚げ物の衣付けも

給食室で行っているので、衣が付いて冷凍されているものと

比べると、脂質を抑えることができます。

 給食室は、朝からフル稼働。「ありがとう!!」と伝えて

くれた子どもたちの言葉と残食の少なさで、明日もがんばる

元気がわいてきます^^

卵液を器に分配中!蒸し上がったプリンにリクエストの生クリームを飾る!

 

 

 

 

 

 

 

 

たまごを食べよう!

*2月10日(金)の給食*

・ガパオライス

 (麦ごはん)

・牛乳

・野菜の細切り炒め

・コールスローサラダ

 

 雪が元気に降りしきる中、南国の料理をリクエストして

くれたのは、今日も元気いっぱい中学部の重複クラスです。

エスニック好きと咀嚼(そしゃく)練習中のメンバーは、

しっかりたんぱく質と野菜が摂れる、汁物なしの献立、

担任の先生の愛を感じます。

 物価が上がっているとはいえ、卵は肉や魚に比べると

安く、良質のたんぱく質が摂れます。体格にもよりますが、

一週間に5個~10個食べるとよいでしょう。手早く火が

通るので、朝食に卵料理を食べるのもよいですね。

 

今日はパン屋さんも

*2月9日(木)の給食*

 

・手作りウインナーロール

・いちご牛乳

・ポークビーンズ

・スティックベジタブル

 

  朝一で薄力粉と強力粉を合わせ、酵母や調味料や

ぬるま湯等を加えてこね、オーブンで一次発酵、その後

整形して焼く、、今日は朝からパン屋さんでした。

普通のパン屋さんと違うところは、パンを作りながら

他のおかずを作り、バランスの取れた一食を時間までに

提供するところです。

 「パンが苦手で進みが悪いけど、今日は自ら手を伸ば

して食べています!」「パンを楽しみに出勤しました」

そんな声が届くと、私たちのモチベーションは上がります。

これからも、給食で児童生徒職員の気持ちが前向きになる

ことを願い、提供していきたいと思います^-^/

 (手前)ウインナーを包む (奥)飾りの切り込み入れ焼き上がり いろんな形になりました!

 

 

万能大根

*2月8日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の西京みそ焼き

・切干し大根の含め煮

・おろし汁

・りんご

 

 大根は、いつでもありますが、冬の野菜のシンボル的

存在です。おでんや煮物、とん汁やスープで火を通して、

生のままではサラダや大根おろしで、干したり漬けたり

して保存食にする方法もあります。

 切って干した大根で和食の副菜の定番、切干し大根の

煮物は、常備菜としてお勧めです。今日は油揚げや竹輪を

入れましたが、鶏肉やさつま揚げやツナを入れても

おいしいです。

  最後におろした大根を入れて仕上げた汁物は、粒々が

きらっと反射してお椀の中が輝いているようでした。

かつおだしに醤油と一つまみの塩で味を調えます。

いちょう切りの大根が入ったみそ汁に飽きてきたら、

こんな汁物も目先が変わって良いかもしれません^^

 

牛乳を飲もう!

*2月6日(月)の給食*・ごはん

・牛乳

・豆腐チゲ

・ナッツ入りコロコロポテト

・茎わかめのチョナムル

 

 今日は、日差しがあり風もなく、穏やかな日中でしたね。

このところ全校で15%ほど残っていた牛乳が、今日は

久しぶりに1桁台でした。

 日本人はカルシウム摂取量が少ない傾向にあり、給食の

基準値は、他の栄養素は一日の3分の1量(33%)に設定されて

いるのに対し、カルシウムは40%という多い割合になって

います。カルシウムを積極的に摂取する必要がある、という

ことです。

 カルシウムを多く含み、吸収率がよい食品が乳製品です。

給食で毎日冷たい牛乳が出たり、牛乳とシチューが出たり、

ごはんなのに牛乳が出ることは、カルシウム摂取のため

です。

 骨は毎日生まれ変わっているので、骨の成分の一部の

カルシウムも、途切れることなく摂取する必要があります。

いつも冷たい牛乳で飽きるかもしれませんが、一口でも

よいので飲みましょう!牛乳よりはカルシウム摂取率が

下がりますが、牛乳の代わりになる食品は、大豆や豆腐類、

ナッツや小魚や硬水などです。カルシウムライフ、

始めましょう!

 

 

                                    

エネルギー量を想像する

*2月3日(金)の給食*

・サンマー麺(中華めん)

・牛乳

・ぎょうざ

・中華だいこん

・手作り杏仁豆腐

 

 卒業学年のリクエスト給食第一弾は、中学部3年1組の

考えた献立でした。子どもたちからのリクエストは、

●野菜たっぷりラーメン

●いちご牛乳

●鶏肉のから揚げorぎょうざ

●おからドーナツ

でしたが、栄養士に手を加えられてしまい、このような

献立になりました。

 鶏肉のから揚げは、他のクラスの希望に出ていたので、

ぎょうざになりました。デザートは必ず付けてほしい、

とのことだったので、ぎょうざの調理方法は、一番

油を使わない「蒸し」調理にしました。それから、

おからからもカルシウムは補給できますが、揚げ調理の

ドーナツではなく、杏仁豆腐にしました。

 このように献立を決め方は、みなさんが日頃、何を

食べようかな、と考えるのと同じです。今日はおやつに

お友だちとケーキを食べるから、夕飯は煮魚や焼き魚に

しよう、夕飯は天ぷらだからお昼ごはんは少なめに

食べて間食も我慢しよう、などと同じです。試食会で、

「栄養バランスがとれているかどうかわからない」と

いう質問もよく受けます。不安になる気持ちもわかり

ますが、とにかく野菜をたっぷり食べてください。

あとは、脂と糖質を摂りすぎていれば体重だけが

うなぎ上りに増えていくので、はっきりします。

 ご自身の経験で、脂っぽいものと甘い物の魅力

=魔力を十分にご存知だと思います。それを食べすぎ

ないように、一日の食事の中で甘い物ばっかりや

脂っぽいものばっかりにならないようにしてください!

 

 

節分と初午

*2月2日(木)の給食*

・手包みおいなり

・牛乳

・いわしのかぼすみそ煮

・豚肉とほうれん草の和え物

・ぽんかん

 

 今年の立春は2月4日なので、前の日の3日が節分になります。

節分には、いわしの頭を飾ったり豆をまいたりして、邪気を払い

福を呼び込む風習があります。以前のように、公園で炒り大豆を

撒いたり、焼いたいわしを玄関先に置いたりは減りましたが、

殻付きピーナッツを撒いたり、甘納豆を食べたり、風習は形を

変えて行われていますね。今日の給食も、節分の雰囲気を感じて

ほしいので、いわしと大豆を提供しました。

 煮魚は、揚げた魚に比べると人気は落ちます。でも今日の

いわしは甘めの味付けで、かぼすソースのおかげで臭みもなく、

骨まで食べられる加工だったので、箸が進んだようでした。

 大豆はどこか、見つかりましたか?和え物にちらっと見える

肌色のつぶつぶが、大豆です。乾物の大豆を戻してから作る

ので、適度な歯ごたえが残り、豆の味もちゃんとします。

調味料と和えるだけだと、豆は野菜に比べる味しみが悪い

ので、加熱が終わったら調味料を少々ふりかけておきます。

すると、冷めながら味が入っていきますよ。

 2月5日は、今年の初午の日です。初午の日は稲荷大社で

お祭りがあるので、それにあやかり、いなり寿司やきつね

うどんを食べるそうです。初午の日にちなんだ今日の

おいなりさん。小低には2つずつ、小高には3つずつ、

中高生には4つずついきました。初めていなり寿司と

出会った児童もいました。今年も食の経験が広がります

ように!

全部で910個、包みました!

 

野菜の値段

*2月1日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・豚肉の生姜焼き

・さつま汁

・いそ香和え

 

 野菜は、栄養成分で分けると、色の濃い野菜と薄い野菜に

分かれます。色の薄い野菜は淡色野菜と言い、体内の

様々な部分に働きかけ調節する役目があります。色の

濃い野菜は緑黄色野菜と言い、皮膚や粘膜を保護する

役目があります。気温も湿度も下がる日本の冬は、

この緑黄色野菜を毎日食べて、ウイルスや細菌に

侵されない身体を作って乗り切るのがよいでしょう!

 その緑黄色野菜は、どんなものがあるかご存知ですか?

外身も中身も色が濃い野菜を選べば、正解です。人参、

ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、かぶや大根の葉、

などです。

 肉と違い、野菜は重量が表示されていないので目立ち

ませんが、緑黄色野菜は淡色野菜に比べると高いです。

栄養価的にも淡色野菜より高いので、妥当と言えます。

それから、重量で比べると、野菜の値段は肉や魚の4分の1

ほど。肉や魚より安い値段の食物で健康が保障されるのは

魅力的ですね! 給食時は、肉や魚をおかわりする人に、

野菜中心の副菜もセットにするように伝えています。

肉や魚の3倍重量の野菜を食べるとよいといわれています。

 サプリメントが出回るようになり、過剰摂取などの

問題も取り上げられるようになりました。食品からの

栄養摂取は、よっぽどのことがない限り過剰摂取には

なりません。ただし、インスタント食品やお菓子や

甘い飲み物に含まれる糖質と脂質は、習慣化しやすく、

肥満を招きやすいです。肥満になると、ビタミンや

ミネラルの消費も増えます。

 野菜の栄養が身体にいきわたるよう、十分な量を

食べましょう! 一食当たり自分に必要な野菜の量は、

両手をいっぱいに広げた上に乗る量です。

やってみて!自分に必要な野菜の量

 

残菜ちょっぴり

*1月31日(火)の給食*

・ごはん

・牛乳

・じゃがいものそぼろ煮

・かりかりわかさぎ

・海藻サラダ

 

 毎食、ご家庭の食事はどのくらい残りますか?

ゼロですか?給食は、ゼロになることはありません。

毎日、5㎏から7㎏ほど残ります。

 そのような中、今日の給食は2.8㎏しか残りません

でした。調理員一同、とても喜んでいました。今日の

給食は、定番のような和食の組み合わせだったので、

食べやすかったのかもしれません。今の学級になって

10か月が経とうとしていますが、子どもたちのことを

熟知した先生が、残食が増えないような給食指導を

行ったからかもしれません。

 4月の頃に比べると、食べられる食材や味付けが

増えた児童がとても多いです。そして毎年同じように、

4月に比べると残食の量がとても少なくなります。

学校に慣れ、学級に慣れ、先生や友だちに慣れたことは、

給食の食べ方からも判断できます。

 残り2か月で、今の学級とはお別れです。残りの

給食の時間も、楽しんで過ごしてほしいなと思って

います。

 

 

給食週間5日目:熊本県

*1月30日(月)の給食*

 

・高菜ごはん

・牛乳

・太平燕(タイピーエン)

・いきなり団子

 

 給食週間最後の献立は、九州の熊本まで南下しました。

 漬物の高菜と錦糸卵と紅生姜と刻みのりを添える「高菜

ごはん」。甘い錦糸卵と紅生姜の香りと香ばしい海苔が

しょっぱい高菜を引き立てます。今日は給食なので、

作業と子どもたちの嗜好と栄養面を考え、高菜と炒り卵と

刻み海苔とごまを混ぜ込み、紅生姜は割愛しました。

 魚介と野菜がたっぷり入った「太平燕」は、主食に

なるべき春雨麺。中国から伝わったそうですが、形を変え、

今では熊本のソウルフードになっているそうです。透き

通った麺が全体を明るくし、食欲が湧きました。

 白玉粉と小麦粉を同量混ぜて作る「いきなり団子」

の生地。“いきなり”お客さんが来ても作ることができる

から、こんな名前が付いたそうです。日本人のおもてなし

の心を感じられる命名に、ほっこりしますね。

回転釜にたっぷりでき上がる太平燕 

給食週間4日目:群馬県

*1月27日(金)の給食*

・ビーフカレー

 (麦ごはん)

・牛乳

・こんにゃくサラダ

・りんご

 

 すき焼き県を語る群馬県は、埼玉県と同じ海なし県。

畜産業が盛んです。すき焼きにする案も出ましたが、

この季節、教室に届くまでに冷めてしまうので、

すき焼きよりは冷めにくいカレーにしました。

 この頃、いろいろな色のこんにゃくが店頭に並んで

いることをご存知ですか?今日のサラダに使ったのは

白くて薄いこんにゃくで、ドレッシングが絡みやすい

ように表面がデコボコしています。昨日のうち豆の

ように、サラダこんにゃくなら食べられる!かも

しれませんので、お試しください☆

 今日は、小学部1年生と調理員さんの交流があり

ました。初めのうちは緊張した様子の子どもたちも、

食後はハグタイムを持つことができました。

 

給食週間3日目:山形県

*1月26日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・鮭の竜田揚げ

・かす汁

・冷や汁(ひやしる)

 

 今日は汁物が2つあるの?と、いろいろな人に

聞かれました。「冷や汁」と呼ばれる料理は

いくつかあって、今日の冷や汁は和え物です。

だし汁で煮て作るおひたしなので、名前に汁が

付くそうです。

 ハレの日の料理と言うだけあって、使う食材も

ほたて貝柱を干したものや乾しいたけなど贅沢な

食材が多いです。山形でよく使われる葉物野菜は

手に入らなかったので、馴染みのあるキャベツや

ほうれん草で作りました。ほたてや椎茸の旨味が

野菜の青臭さを包み、食べやすくなりました。

 かす汁は、米どころ酒どころの山形ならでは!

と堂々の登場。鮭のあらを入れて作ることが

多いようです。今日は、大豆を一度ゆで(蒸し)て

つぶし、再び干した「うち豆」を入れました。

教室へ交流に行った調理員さんが、煮豆っぽい

食感がないので、豆と思わずに食べることが

できていたと話していました。一口に「豆」と

言っても、いろいろな種類があり、料理方法も

様々です。身体によい食品なので、おいしく

食べられる豆を探してください!

 揚げた魚の威力は抜群でした。馴染みのある

鮭、というのも大きかったかもしれません。

からりと揚がった鮭の竜田揚げは、おかわり

要望続出だったそうです。300きれ近い鮭を

下味に漬け、粉をきれいに付けて揚げてくれた

調理員さん、改めて、いつもありがとうございます*

 

 

給食週間2日目:富山県

*1月25日(水)の給食*

・ブラックラーメン

 (中華めん)

・牛乳

・べっこう

・よごし

・ヨーグルト(いちご)

 

 今日は北陸富山県へひとっ飛び。富山と言えば、冬の

日本海の幸に舌鼓を打つのが順当ですが、給食で提供

できるラーメン献立にしました。

 ブラックラーメンのブラックは黒こしょうだよ!と

富山出身の先生が教えてくれました。お肉屋さんに

作ってもらった焼き豚が大好評。豚骨と鰹昆布の

ダブルだしも香る、スパイシーなラーメンつゆになり

ました。

 大理石のような見栄えの「べっこう」。模様は

溶き卵で作ります。雪国の料理だとイメージできる

ように、雪だるまのかまぼこを入れました。本場の

より滑らかな舌触りで、上品な箸休めになりました。

 もっとよい名前を付けてあげたい「よごし」。

大根菜と味噌とごまとごま油で作る、保存食とも

言える食べ物ですが、今日は色とりどりの野菜を

使い、和え物風に仕上げました。白いご飯に合い

そうです。

 北陸新幹線が走るようになり、北陸が近くなり

ましたね。海の幸以外にも楽しめる食がたくさん

ありそうな富山県。行ってみまっし!

 

給食週間1日目:埼玉県

*1月24日(火)の給食*

・ライスボールパン

・牛乳

・里芋のシチュー

・ビーンズサラダ

・キウイフルーツ

 

 「給食週間」をご存知ですか?学校給食開始を記念し、

毎年1月24日から30日を「給食週間」としています。

本校では、全国味めぐりと調理員さんとの交流を行って

います。初日の今日は、埼玉県(地元)の農作物を多く

使った献立にしました。

 安定の人気パン「ライスボールパン」、米粉と小麦粉

が1対1の割合で作られている、もっちりとした食感の

パンです。もっちり食感を生み出している米粉が、

埼玉県のお米です。

 里芋は、埼玉県で一番たくさん作られている芋です。

里芋料理は和食のイメージが強いと思いますが、今日は

あえて洋食のシチューにしました。里芋以外の食材は、

ベーコン、マカロニ、ホタテ貝柱、あさり、白菜など

です。貝のうま味と里芋のくせが中和し、シチューが

おいしかったという感想が多く届きました。

 今日は埼玉県で採れた大豆を使ってサラダを作り

ました。はじかれる運命にある豆、と決めつけずに、

いろいろな味付けや調理方法でお豆を提供し、給食で

よく出たからには身体によい食品だろう、と記憶に

残してほしいです。

 追熟済み、と言われましたがもっと追熟して

欲しかったキウイフルーツは、お隣の蓮田で採れた

ものです。一年中、輸入果物が手に入りますが、

地産地消や国内農業を守るため、地場産コーナーや

国産のものを積極的に選ぶようにしましょう!

 

揚げた魚

*1月23日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・生揚げのすき煮

・はたはたのから揚げ

・アーモンド和え

 

 自宅ではなかなか揚げた魚は食べないわ、という

先生からの声を複数聞いたので、今日はその話題です。

 絶滅の危機にあったはたはたですが、養殖に成功し、

食卓に上がるようになりました。小ぶりのはたはたは、

揚げると中骨が崩れやすく、骨ごと食べることが

できます。提供したはたはたのから揚げも、骨を

感じることはありましたが、丸ごと食べられました。

とは言え、食べ慣れない子どもたちは、今日も中骨を

除いて身だけを食べていました。それでも、揚げた

魚の香ばしさや、身のほぐれやすさが食欲をそそり、

食べたのだと思うと、笑顔になります。

  食材の旨味を閉じ込めて香ばしくなる揚げ物は、

 食材をおいしく食べる魔法の調理方法です。

鶏肉のから揚げのように、小骨のない魚に衣を

まぶし、揚げてみてください。お総菜コーナーにも、

魚やいかのから揚げがありますので、選んでみて

ください。脂の摂取量は増えますが、魚のおいしさに

気付くには揚げ調理が最適だと思います。

 

魚を知る

*1月20日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・ほっけの一夜干し

・切干大根の含め煮

・どさんこスープ

・ネーブル

 

 今日は、冬の魚「ほっけ」がメインのおかずでした。

 ほっけは、白身魚で身がほぐれやすく、皮が厚めで、

骨がしっかりして、身の隙間にも細い骨が入り込んで

います。給食を乗せた配膳車を先生方に渡す際、

小さな骨に気を付けてください、と伝えましたが、

「ほっけ」という魚を知っている人にとっては

くどい声かけだと感じたかもしれません。

 魚を食卓に登場させてほしいとお願いしていますが、

魚の知識がないとなかなか選べませんね。味、香り、

身や骨の様子等と、魚の名称を一致させましょう。

 魚は、いろいろな種類や料理方法があります。

おいしくて食べやすいお魚に出会えますように*

 

大豆加工品

*1月19日(木)の給食*

・ごはん【手作りふりかけ】

・牛乳

・豚肉の柳川風煮

・れんこんサラダ

・みかん

 

 ホームページのお知らせコーナーでお伝えした通り、

クレメンティンという果物に代わり、みかんを提供し

ました。楽しみにされていた方、申し訳ございません。

 以前から紹介していますが、今日の手作りふりかけの

母体は、大豆を繊維状に加工した食品です。この頃、

このような大豆加工品が健康食品として注目を浴びて

います。

 例えば大豆ミート(大豆が挽肉状になっているもの)を

ハンバーグやミートソースの具にする、大豆フレークを

シリアルとして使ったり、砕いて衣として使ったり、

溶き卵の代わりにスープに浮かべて使う、などです。

肉とは違う風味や食感ですが、良質のたんぱく質を

補うにはよい食品です。また、価格もリーズナブルで、

日持ちする点も広まった理由です。

 先日、全校の身体測定が終わりましたね。身長と

体重の増減を見て、一喜一憂している様子が見られ

ました。食事も運動も、毎日続けることが大切です。

自分の身体によい取り組みを、食事と運動と一つずつ

決めて、楽しんで続けられるとよいですね。

 

パン選びは慎重に

*1月18日(水)の給食*

・セルフチキンバーガー

 (子供パン・鶏むね肉の香草パン粉焼き)

・牛乳

・ポトフ風みそスープ

・アーモンドサラダ

 

 給食のパンは、製造から2日後が消費期限です。

これは、かなり短い時間で期限がきてしまう類の

パンです。みなさんが食べているパンは、製造から

何日後が消費(賞味)期限かご存知ですか?

 製造日から消費(賞味)期限日が長い食べ物は、

日持ちさせるための保存料や品質保持のための

工業製品が入っていたり、砂糖や塩を多く使う

商品です。消費(賞味)期限が短い食べ物は、主に

自然に近い材料で作られている場合が多いです。

包装してある袋やシールに、小さい字で「原材料名」

とあるので、読んでみてください。砂糖、小麦粉、

マーガリンなどの他に、どんなものか想像できない

工業製品で作られた食品がたくさんあることに気付か

されます。

 できるだけ、工業製品が少ない食品を選ぶ方が、 

身体に余計なものを入れずにすみます。試しに、

食べているパンの原材料名と消費期限を確認して

ください。消費期限が短い商品は、扱いにくい

面もありますが、身体にやさしい食べ物です。 

 今日は、自分ではさんで作るセルフバーガー。

パンとチキンとサラダ、それぞれを別々に食べる

様子も見られましたが、切込みが入ったパンに

好きなものをはさみ、大きな口を開けて食べる

様子は、楽しそうでした。

 ハンバーガー屋さんに行くと、こういう組み

合わせのメニューはないかもしれませんが、

「バーガーとスープとサラダと乳飲料」を目指して

ください。具が多いスープにしたり、サラダに

ドレッシングをかけすぎないことも大切です。

 

しっかりかき揚げ

*1月17日(火)の給食*

・きつねうどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・おさつと

  れんこんのかき揚げ

・ごま酢和え

 

 ごはんが進むおかずではないですが、かき揚げは

野菜が苦手な人も食べやすい料理ですね。野菜は

揚げると甘みが増し、香りも良くなります。小さく

切った野菜が合わさっているかき揚げは、いろいろな

甘さと食感が程よく混ざり合い、うどんのおつゆの

しょっぱさとよく合いました。

 今日のかき揚げは、野菜の味と食感を楽しめる

ように切ってもらいました。細い千切りにすると、

野菜の味や食感が乏しくなり、油の割合が増えます。

太すぎると、野菜の味や食感はしますが、かき揚げ

としては食べにくくなります。一番おいしく食べ

られるように切って、ばらばらにならないように

まとめて揚げてくれた調理員さんに感謝です。

 「かき揚げは給食のが一番おいしい。」以前に

言われた言葉を思い出しながらいただきました。

 

好みの味を見つける

*1月16日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・魚の香味焼き

・だいずのいそ煮

・とん汁

 

 今週はお魚定食で給食が始まりました。

 魚の味が良かったのか味付けが良かったのか、

ひじきでごはんが進んだのか、全体的に残りが

少なかったです。

 ひじきの煮物は一般的な味付けで、砂糖、醤油、

酒、かつおだしなどを使っています。魚は、酒、

砂糖、醤油、ごま油、ねぎ、にんにく、生姜等で

味を付け、ごまを振って焼きました。香味野菜が

苦手な児童生徒は、箸が進まない様子も見られ

ました。

 給食で食べた味付けだからといって、ご家庭で

100%食べるわけではありませんが、似たような

味付けなら食べることができるはず、と予測

できます。こんな味付けも食べられるよ、

こんな調理方法も食べられるよ、先生方が

記入してくださる給食の食べっぷりをチェック

して、ご家庭の食事に生かしてください!

 

「のり」人気です

*1月13日(金)の給食*

・ごはん

 【味付けのり】

・牛乳

・海鮮豆腐

・五目中華サラダ

・みかん

 

 日本は四方を海で囲まれているので、古くから

海の幸をいただき、健康を保ってきました。特に

海藻類の食べ方や加工方法は多岐にわたり、日本

独自のものも少なくないです。

中でも乾燥加工したのりは、食卓にものせやすく、

日持ちし、運びやすいので、日常食となっている

家庭も多いと思います。今日も奪い合いの教室も

あり、励みにする児童生徒も多かったようです。

 のりに限らず、乾燥した藻類にはミネラルが

凝縮しています。カリウム、ヨウ素、マグネシウム、

鉄などは、健康を保つのに欠かせないミネラルです。

のり、ひじき、わかめなど、海藻を意識して

食べるようにしましょう!

 

 

 

 

さわやかマカロニ

*1月12日(木)の給食*

・ツイストパン

・牛乳

・きのことチーズの卵焼き

・野菜スープ

・マカロニサラダ

 

  今日のマカロニサラダはご要望があったので、

久しぶりにマヨネーズ味にしました。と言っても、

4割はプレーンヨーグルトですし、卵不使用の

マヨネーズを使ったので、本物のマヨネーズの

風味を望む子どもたちには認めてもらえない味

だったかもしれません。けれど、逆手にとれば、

マヨネーズ味が苦手な子どもたちは「おいしい」

と食べられたかもしれません。

 「食べたい」「食べたくない」の基準は人

それぞれで、見た目から判断して味や食感の

予測をしたり、においから予測して「食べる」

かどうか決めていることが大半です。そこで、

いつもは決めるのが早い子どもでも、集団で

食べる給食ではマジックが起こる可能性が

高いのです。となりの子が食べていると、

「食べない」決心がゆらいで、手が伸びる

ことがあるのです。先の給食運営委員会でも、

この話題が出ました。

 ほんのりマヨネーズ風味のさっぱりサラダ、

きのこ3種類をみじん切りにしてチーズの風味を

きかせた卵焼き、ほたて貝柱フレークを使った

具だくさんの野菜スープ。「食べたい」が

広がる、きっかけづくりの給食になるように

明日もがんばります!

 

「鏡開き」

*1月11日(水)の給食*

・ソイ丼

 (麦ごはん)

・牛乳

・即席漬け

・ごま団子

 

 鏡開きにちなんで、もちメニューにしました。

「かかみびらき」という言葉は廃れているようですが、

味付けが好評だったので、ご家庭でもお試しください。

【ごま団子】(ごまみそだれ・餅50g約2個分)

 ・みそ   7.5g(約大さじ1/2)

 ・砂糖   10g(約大さじ1)

 ・酒    2.5g(約小さじ1/2)

 ・醤油   2.5g(約小さじ1/2)

 ・練りごま 5g(約小さじ1)

 ・みりん  5g(約小さじ1)

 ・すりごま 5g(約大さじ1/2)

*全部の材料を耐熱容器に入れ、電子レンジで

 加熱して、餅と絡める。

*鍋で加熱する場合は、水を少々加えると焦げにくい。

 小低さんは2つ、小高さんは3つ、中学部からは4つ、数えています!数え間違えがないか、確認しています!

 

 

 

 

 

 野菜が少なめでしたので、夕飯のサラダや

根菜の汁物などの副菜で補ってください!

 

 

始まりました!給食

*1月10日(火)の給食

・ごはん

・牛乳

・ぶりの照り焼き

・手作りつみれ汁

・紅白なます

・くわいの素揚げ

               ・きんかん

 

 冬休みの食事時間、楽しく過ごせましたか?

今日から始まった本校の給食、ワゴンを取りに来た

先生方の面持ちは、締めくくりの月が始まるぞという

気概を感じるものでした。冬休みが終わると、

1,2,3月があっという間に過ぎ、新しい学年になります。

次の学年へのステップになるように、この時期を

大切に過ごしましょう。

 お正月のおめでたい料理をそろえた今日の給食、

珍しいのは「紅白なます」と「くわいの素揚げ」と

「きんかん」だったようです。

 昆布が加わることで、まろやかになった「なます」。

酢の物は苦手な児童生徒が多いですが、まろやかな

お酢を使ったりぽん酢にしたり、酢に砂糖を多めに

入れたりすると、食べやすくなりますよ。

 埼玉県の岩槻や越谷で生産されている「くわい」。

素揚げの状態は先生方も見慣れなかったようで、

食べ方を尋ねられました。これは、根だけ除き、

そのまま揚げて塩を振るだけの簡単料理。"芽が出る"

縁起物のくわいを芽ごといただけるし、ポテチの

ような味で食べやすいです。見た目で決めず、手を

伸ばせた子に拍手を送りました。

 皮ごと食べられるよ、と何度も伝えましたが、

なかなか丸かじりができなかった「金柑(きんかん)」。

きんかんは皮ごと食べられる数少ない柑橘類ですが、

この頃は食べる習慣が残る家庭も少ないでしょうか。

小粒でも栄養価の高いきんかん、皮に栄養があるのは

本当です。中の種を舌で除いて食べるのは、舌の

動きの訓練に良さそうですよ。

 

 

今年もよろしくお願いします

 給食は来週の火曜日から始まります。

 今日、休み中に「じまんのおかず」に取り組んだ

子どもたちが、用紙にまとめて持ってきてくれました。

来週の金曜日が〆切ですので、たくさんのご応募

お待ちしております!

 

おいしいスイーツ

*12月22日(木)の給食<ショコラ>**12月22日(木)の給食<タルト>*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・パプリカライスのクリームソースかけ

・牛乳

・スティックベジタブル

・セレクトデザート

 <おからショコラ(上)/お豆のタルト(下)>

  

  今回、セレクトデザートを実施すると決めた際、

市販のアイスやケーキにするかどうか、迷いました。

しかし、市販のものは給食でわざわざ提供しなくても

食べられると考え、焼き菓子を2種類作り、作業工程も

栄養バランスも整う内容を考えました。焼き菓子の

中身は、両方とも給食らしい身体によい豆を使ったもの

を提供できました。

  バターや砂糖をたっぷり使って作った焼き菓子は、

当然おいしいです。脂ののったうす切りの軟らかい肉は、

食べやすくておいしいです。身体によいものばかりを

食べていても、さみしい気持ちになるかもしれません。

バランスよく食べて、心も身体も元気になるようお過ごし

ください。次の給食は、年明けの10日になります。

ショコラvsタルト

 

 

かぼちゃ料理

*12月21日(水)の給食*

・だいず入りひじきご飯

・牛乳

・かぼちゃのそぼろあん

・ゆず香和え

・夢オレンジ

 

 明日は冬至です。一年で一番昼が短い冬至に、身体に

良いものを食べて寒い冬も元気に過ごそう!と昔から

食べてきたのが南瓜(かぼちゃ)です。

 今年は、大きめに切ったかぼちゃを素揚げして、

豚挽肉とみそで味を付けたそぼろあんを絡め、ごはんの

おかずになるかぼちゃ料理にしました。明るいオレンジの

かぼちゃは、いろいろな料理に生まれ変わります。

サラダ、シチュー、煮物、揚げ物、焼き菓子、......

明日、みなさんの食卓にはどんなかぼちゃ料理が並ぶ

かしら?

 明るいオレンジ色と言えば、今日の献立の中でひと際

目立つ果物、夢オレンジ。味のイメージは、マイルドな

紅マドンナといったところでしょうか。食べやすい

柑橘だったようです。

 控えめに入った大豆も功を奏したのか、ひじきご飯も

よく食べていました。黄色い炒り卵や歯ごたえを残した

大豆が、彩りや食感のアクセントになっていて、教材に

なる一品だなとしみじみと感じました。

 

血合い

*12月20日(火)の給食*

・黒パン

・牛乳

・魚のマスタードソース

・チキンスープ

・ミックスサラダ

 

  今日は、昨日とガラっと毛色を変えて、パンと魚の

給食でした。魚は「むろあじ」という魚で、一般的に

出回っているアジより脂肪が少ないので、生クリーム

ベースのこってりソースを合わせました。

 むろあじには、血合い(血合筋)が多いという特徴も

あります。食べ残しを片付けながら、暗赤色の血合い

部分の残りが多いことに気が付きました。写真の魚の

中央上部が、血合い部分です。

  血合い部は、他の身(筋肉)に比べるとグリコーゲンや

ビタミンB群、鉄分などが多く、第二の肝臓と言われる

ほど栄養価が高いです。マグロやカツオにもある血合い肉、

においが気になる人もいるかもしれません。血合い筋を

いただいて、私たちの身体に栄養を取り込むには、

調理方法や味付けを工夫することがポイントです。

今日は洋風にしましたが、生姜や砂糖を使って和風の

味付けにしたり、カレー粉などのスパイスを使って

エスニック風にしていただくのもよいでしょう。

 サプリメントを使わなくても、栄養価の高い食べ物は

たくさんあります。食事の経験は、いろいろな場面で

自信につながっていきます。いろいろな食べ物との

出会いを、食べる方も作る方も楽しんでください*

 

「きれいに」食べる

*12月19日(月)の給食*

・ごはん

・牛乳

・生揚げと里芋のうま煮

・かりかりいわし

・くるみ和え

 

  試食会に参加された保護者の方からのアンケートに、

子どもたちになってほしい姿に「きれいに食べてほしい」

というのがありました。お箸で食べる和食は特に、

器に食べ物を残さないように食べることは至難の業

です。食べ終わりの器だけでなく、食べる姿勢も

「きれいに」となると、大人でもわずかな人しか

きれいに食べられないと思います。

  今日は毎月19日の「食育の日」なので、食器・食缶

ぴっかぴっかデーの取組みがあり、きれいによそわれた

食缶が戻ってきました。とても思いやりを感じましたし、

やはり気持ちの良いものです。食べ物が残っていない

器からは、食への感謝が伝わってきます。これらはまた、

自然に生まれてくる感情や行動でもあると考えています。

 「きれい」の基準は人それぞれですが、周りの人を

不快にさせない程度に、突然大きな音を立てないことや

大きな声を出さないこと、箸できれいに食べられない場合

はスプーンやフォークを使ってできるだけ器に食べ物を

残さないこと、挨拶など、家庭で身に付けられることを

繰り返し行いましょう。

 食事の機会は一日3回ほどあります。緩急をつけ、

気長に「きれいに食べる」を身に付けましょう。

社会に出た際、食べ方がきれいだと一目置かれると思う

のは、私が食に携わる仕事をしているからでしょうか。

 

あんかけ〇〇

*12月17日(土)の給食*

 

・あんかけ焼きそば

・牛乳

・豆と芋のかりんとう

・ピリ辛もやし

 

 朝の会で一日の流れを確認する際に、「今日の給食の

あんかけ焼きそばは、どんな料理ですか?」という質問が

あったそうです。

 寒い季節になると、丼物やあんかけ炒飯など、とろみの

付いたものは冷めにくいのでおいしく食べられますね。

今日の「あんかけ焼きそば」も、麺と具が絡んで食べ

やすかったようで、つゆが残るラーメンより残菜も

少なかったです。

  今日のように具の多い丼物がメインの日は、汁物を

付けないようにしています。給食には牛乳200mlがついて

いるので、身体の小さい小学生は丼物に汁がつくと、

食べきれないからです。もう一つの理由は、汁物を

つけると塩分量を大幅にオーバーしてしまうからです。

 ご家庭では、丼物+汁物は当たり前の組み合わせかも

しれませんが、実は塩分を多く摂取しています。病院等

から食事指導を受けている場合は、対策の一つとして

減塩調味料を使うこともよいですが、食べ物の組み合わせ

を見直すことも効果的です。

 塩分のことだけを考えると、汁物より煮物や和え物を

食べた方が身体によいです。でも、「煮物や和え物の

野菜は食べないけど汁物の野菜なら食べる」という人が

いる場合、汁物のない食事を準備するのは乱暴です。

食事のことは、いくら気を付けてもきりがありません。

ストレスにならない程度に気にしていきましょう☆彡

 

腸活

*12月16日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・豚キムチ炒め

・豆腐ナゲット

・卵とわかめのスープ

・ヨーグルト

 

 「腸活」という言葉を聞いたことがありますか?

「腸活」はわりと最近の言葉で、健康的な身体作りの

ため、「腸内」の環境を「整える」生活を送ることです。

 腸には、身体の中に栄養素を吸収する組織があります。

腸内の環境が悪いと、せっかく食べた栄養素を吸収せずに

排せつしてしまいます。腸内の環境がよいと、食べた

栄養素を効率よく吸収することができます。ざっくりと

した説明になりますが、その腸内の環境を良くしてくれる

のが「善玉菌」、悪くするのが「悪玉菌」です。

 「善玉菌」を増やすのは、運動やサプリメントもあり

ますが、ここは食事の重要性をお伝えする場なので、

食物繊維や発酵食品を積極的に食べましょう!と強く

唱えます。

 今日の給食には、目立つ発酵食品が2つあります。

それは「キムチ」と「ヨーグルト」です。食物繊維が

多いきのこは、「しめじ」と「乾しいたけ」の2種類

あります。発酵食品ときのこ類、毎食食べるように

気を付けてみてください。家族みんなで「腸活」し、

年の瀬を元気に過ごしましょう!

 

大根大活躍

*12月15日(木)の給食*

・シーフードカレー

 (麦ごはん)

・牛乳

・ブロッコリーと大根のサラダ

・りんご

 

  冬の野菜の代表者と言えば、大根です。

昨日好評だった煮物の主役も大根ですし、今日はサラダで

活躍し、今朝はわが家のみそ汁の具になっていました。

 おでんや煮物の具に大根を使うとき、面取りをしたり

お米のとぎ汁に漬けると、味しみが良くなると聞いた

ことがありますか?昨日の煮物の大根は、乱切りにして

お湯でゆでてから、肉や油揚げやこんにゃく等と一緒に

煮て、味を付けました。下煮したり面取りをしたりと、

おいしく作るには手間や労力がかかりますが、手をかけ

たらおいしく仕上がるに違いないので、「おいしい」=

「幸せ」のために奮起しましょう!

砂糖、みそ、しょうゆ、酒で味を付けた大根の煮物は、

ご飯との相性が良かったようです。

 生で食べると、子どもたちには辛くて食べにくい大根

ですが、一度ゆでてからならサラダでも食べやすいです。

色も透き通って、高貴な仕上がりに見えました。

 この頃は、葉付きの大根も売っています。根の白い

部分は淡色野菜、元気な緑色の葉の部分は緑黄色野菜に

分類されます。本校の畑にも、大根の葉っぱが手を広げ、

太陽から栄養をいただいています。栄養価を比較すると、

根よりも葉の方が食物繊維やビタミンやミネラルが

豊富です。葉のやわらかい部分や間引き菜を煮びたしに

したり、硬い部分は一度ゆでてから細かく刻んで炒め、

じゃこやごまを加えてふりかけのようにしたり、工夫

して食べましょう!

 

皮と身の間

*12月14日(水)の給食*

・ごはん

・牛乳

・さばのごまみりん

・大根のあつあつ煮

・かき玉汁

 

  「魚は皮と身の間がおいしい」と聞いたことがありますか?

子供の頃、私はそう言われてきたので、硬くない限り

魚の皮は食べるものだと思っていました。

 ふとしたとき、皮と身の間には何があるんだろうと

思い、魚の皮をはがしたり皮を下向きにしたりして、

秘密を探りました。でも、皮の下からは身が出てくる

だけで、困惑していました。

 皮と身の間には、DHAなどの脂が一番多く集まっている

そうです。皮を外して調理すると、その栄養価の高い部分も

一緒に除かれてしまうので、食べられる皮は身と共に

調理して皮ごと食べるのが、魚の栄養を丸ごといただける

無駄のない食べ方になります。

 今日の給食は、あえて皮側に炒りごまをふりました。

 皮だけ食べていたもの、皮だけ残されていたもの、

きれいに食べていたクラス、初めて全部食べられた子、

それぞれに向き合って皮を食べるとおいしい!ことに

気付いてくれるとうれしいです。

ひねりそぼろ

*12月13日(火)の給食*

・こりこりそぼろ丼(麦ごはん)

・牛乳

・とん汁

・五色和え

・みかん

 

 鶏そぼろは、子どもたちが食べやすいメニューの一つですね。

そんな鶏挽肉から作るそぼろに、子どもたちに食べてほしい野菜

(=れんこん)と豆(=挽いた大豆)を加えたのが、今日の

「こりこりそぼろ」です。

 ハンバーグや肉団子などの挽肉料理に野菜や豆を混ぜると、

肉以外の食材に気付いて食べなくなる傾向があります。でも、

今日のような挽肉に何かが混ざってる料理は、見てわかるので

心の準備もできます。一口食べてみよう!という気持ちは

芽生えるだろうと予測して、提供してみました。

 れんこんも豆も、調理員さんが細かく刻んでくれました。

栄養士の思いと調理員さんの思い、届いているといいな~!

柑橘類いろいろ

*12月9日(金)の給食*

・ごはん

・牛乳

・四川豆腐

・根菜ごまじゃこ

・みはや

 

  「みはや」ってなんだ?と思った方は、少なくなかった

と思います。果物かな?という予測はつきましたか?

「みはや」は、熊本県が7割以上の出荷割合を占めている

柑橘です。みかんよりも皮の色が濃くてやや硬く、

オレンジのような果肉ですがオレンジより酸味がなく、

見た目よりもマイルドな柑橘です。食べ物の様子は

文字では伝えきれないので、ぜひ実際に召し上がって

いただきたいです。

 今日も副菜が好評でした。じゃがいもの千切りに

時間がかかるので、スライサーなどを使ってください。

給食も機械の力を借りて作りました。

*根菜ごまじゃこ(5人分)*

・じゃがいも   中2個(300g)…細切り

・油       5g

・薄口しょうゆ  20g

・れんこん    80g    ……いちょう切り

・ごぼう     60g    ……千切り

・ちりめんじゃこ 10g

・ごま油     5g

・むきごま    3g

①じゃが芋を油で炒め、薄口しょうゆで味を付け、火を止める。

②れんこんとごぼうをゆでる。

③①②を合わせ、じゃことごま油とごまを加えて混ぜる。

 味付けがシンプルなので、飽きずに食べることができます。

ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもなりますよ*

 

リクエスト

*12月8日(木)の給食*

・ごはん

・牛乳

・鶏肉とねぎの甘辛揚げ

・すり身汁

・おかか和え

 

 今日は、とてもうれしいリクエストがあったので、

それに応えた献立でした。

 今日、誕生日のその子は、自分の好きな給食を食べ

たいと思ったのでしょう、これまで食べた給食の中から

一品選び出してくれました。それが「すり身汁」です。

 汁物は副菜で、いわば脇役的な存在です。それにも

かかわらず、味を覚えてくれていたこと、野菜が

たっぷり入った副菜であること、魚料理であること、

栄養士としてうれしい要素がたくさんありました。

 名脇役の副菜を引き立てた今日の主菜は、方々から

レシピを聞かれました。こちらに載せますので、

ぜひご家庭でも試してください。野菜が苦手でも、

お肉パワーに絡まれて、甘くなったねぎのおいしさに

気付くはずです!野菜のおいしさに気付いてもらう

には、揚げ調理がいちばん!!

*鶏肉とねぎの甘辛揚げ(5人分)*

・鶏もも肉角切り  300g …酒と塩を軽くふる

・長ねぎ      100g(1本)…2cm幅のぶつ切り

・片栗粉      適宜(30gくらい)

・揚げ油

・むきごま     20g

+たれ【しょうゆ20g、砂糖10g、みりん6g、水10g】

①鶏肉とねぎに片栗粉をしっかりつけ、油で揚げる。

②たれを耐熱容器に入れて電子レンジ等で加熱する。

③揚げた鶏肉とねぎ、加熱したたれ、ごまを混ぜて

 でき上がり!

◎鶏むね肉や皮なし肉を使うとヘルシーになります

◎たれは、多めに作っておくと調節できて便利です

野菜10種類にきのこ2種類

*12月7日(水)の給食*

・けんちんうどん

 (地粉うどん)

・牛乳

・かに玉風

・ごま酢和え

 

 給食は、提供できる品数が決まっているので、1つの

献立に多くの食材を使います。給食が健康的に見える

理由には、「具だくさん」というのがあると思います。

 具だくさんにすると、作る方はたいへんです。洗って

皮をむいて切ってと、特に水仕事が辛くなるこの頃の

季節は、料理を準備するのも食器具を洗うのも避けたい

のが本音でしょう。

 それでも何か食べないと腹が減ります。いい加減に

食べていると、便が変わり、体調不良を招きます。

ましてや寒くなってきたので、ウイルスや細菌の餌食に

なることは明白です。

 そこで、ご家庭の食事も「具だくさん」にすることを

提案します。砂糖や脂や米やパンなどの炭水化物で

空腹をしのぐことはできます。でも野菜やきのこや芋が

持つビタミンやミネラルや食物繊維は、獲得できない

からです。水が冷たかったら、ぬるま湯で洗っちゃい

ましょう! 野菜やきのこを切るのがたいへんだったら、

カット野菜・きのこを買いましょう! ガス台を

汚したくないなら、深い鍋フライパンを使いましょう!

鍋を洗いたくなかったら、味を変えたり具を足したり

して違う料理にアレンジしましょう! まだまだ

やりくりの方法はあると思うので、情報交換し、

自分のやりやすい方法を見つけてください。

 ちなみに今日の給食は、うどんに1種類のきのこと

4種類の野菜と1種類の芋、卵焼きに1種類のきのこと

3種類の野菜、和え物に3種類の野菜を使いました。

調理員さん、ありがとうございます*

 

 

煮りんご

*12月5日(月)の給食*

・アップルトースト

・牛乳

・彩の国シチュー

・ほうれんそうと

  ツナのサラダ

 

  久しぶりに、煮たりんごをのせた手作りトーストを

作りました。「パンに具がのっている」「パンに果物が

のっている」「パンに知らないものがのっている」、

それぞれにいろいろと感じたことでしょう。

 このトーストは、りんごの煮方で仕上がりが変わります。

ジャムのような食感にするなら弱火でコトコト、生っぽい

食感を残したければ好みのところで火を止め、赤色なしや

なめらかさを求めて皮をむく、などです。今日は紅玉で

作りましたが、食べ頃を少し過ぎたりんごなどで作ると

食品ロス削減につながりますね。

 <りんご:砂糖:バター=7:7:1> です。

 西洋では、りんごが赤くなると医者が青くなる、と

言い伝えられているように、りんごは病から身体を守る

食品とされています。りんごに限らず、果物にはビタミンが

豊富なので、一日1回は食べるようにしたいですね。

 

 

サッカーワールドカップにちなんで

*12月2日(金)の給食*

・パエリア(スペインのピラフ)

・コーヒー牛乳

・ジャーマンポテト(ドイツの芋料理)

・ソパネグラ

 (コスタリカのスープ)

 

  早朝に、4年に一度行われるサッカーのワールドカップの

 決勝リーグに進めるかどうかの試合が行われました。日本は

 Eグループに所属していて、対戦相手の国の料理を集めて、

 今日の給食にしました。

◎パエリア◎

  殻付きの魚介類を使うことはできませんが、オリーブ油や

 本場のサフランを使って作りました。魚介の香りや黄色い

 ご飯などに驚いた様子もありましたが、おいしいという

 感想もあり、みんなで経験値アップができたと思います。

◎ジャーマンポテト◎

  給食では定番の芋料理として、何度も登場しています。

 塩こしょうだけでシンプルな味付けは、今日の献立の中で

 ほっとできるものでした。

◎ソパネグラ◎

  コスタリカの料理は、豆を使ったものが多く、中でも

 食べやすそうなスープ料理を選びました。このスープは、

 「黒いスープ」という意味で、黒いんげん豆とゆで卵と

 野菜が入るそうなのですが、今日は黒大豆と溶き卵と

 野菜で作りました。

 

 今週は、遠い異国のスパイスを使う日が2回もありました。

週末は、ほっとできる食事の時間をご家庭でお持ちください*