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校長 渡辺 秀行
本校は、昭和54年に埼玉県立春日部養護学校上尾分校として開設し、翌年の昭和55年に埼玉県立上尾養護学校として開校した知的障害特別支援学校です。令和4年には上尾南分校が上尾南高校内に設置され、4月8日に開校しました。現在は、上尾特別支援学校と名称を変更し、開校44年目を迎えます。本年度は、小学部18名、中学部14名、高等部13名の新入生と2名の転入生を迎え、全校児童生徒数187名でスタートいたしました。学区は、上尾市(原市・瓦葺地区を除く)と桶川市であり、登下校のため、6台のスクールバスを運行しております。また、高等部には、自主通学をしている生徒もおります。
本校は、「キャリア教育を推進し、豊かに生きる力を育てる学校」を目指す学校像としています。また、学校教育目標を「自立に向けた確かな力 ~わかる・できる・つながる・ひらく~ 」とし、その実現に向け、日々の教育実践に取り組んでいます。
重点目標は、
①個に応じた授業づくりとキャリア教育の視点を生かした教育課程の編成・実施による質の高い学校教育の推進
②地域との連携とセンター的機能の充実
③安心安全な学校づくりの推進
としています。
平成29年4月に特別支援学校小学部中学部学習指導要領が公示され、平成31年2月には、高等部学習指導要領が公示されました。本校では、これらの学習指導要領を踏まえた教育の実現に向けて取り組み始めているところです。教育の変化に対応しながら、子どもたちが学びを深めつつ、「自立に向けた確かな力」を身につけられるように教育活動を進めていきたいと考えておりますので、今後とも御支援、御協力をよろしくお願いいたします。